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レポート:岡崎 五朗 写真:小林 俊樹 |
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増殖を続けるミニバンやコンパクトカーに対し、セダンは相変わらず苦しい戦いを強いられている。そんななか、セダン復権を目指す各メーカーの試みが繰り広げられているわけだが、セールスポイントを“走り”に置いているセダンは多い。理由は明快だ。大きく重く重心が高いミニバンや、価格に敏感なユーザーが多いコンパクトカーでは走りを追求しにくい。ならばミニバンやコンパクトカーが不得意とする走りを先鋭化し、その尖った部分を利用して一転、突破を試みよう……というわけだ。
実際、レガシィB4は、ミニバンやコンパクトカーが逆立ちしたって実現できない走りの実力を備えている。200PSを軽く超えるパワーをしっかりと路面に伝えつつ、安定した姿勢でコーナーをクリアしていくときの快感は、ミニバンやコンパクトカーでは決して味わえない大きな魅力だ。もちろん「オレはそんなに飛ばさないよ」という人もいるだろう。しかし、高速道路に進入していくときの余裕しゃくしゃくの加速、カーブでステアリングを切ったときの安心感にあふれた身のこなしなど、たとえ飛ばさなくても“高性能”を味わうシーンはいくらでもある。
加えて、B4には優れたパッケージングや洗練された内外装など、欧州のスポーツセダンを彷彿とさせる要素がぎっちり詰まっている。そこで今回は、BMW3シリーズとアウディA4を同時に試乗に連れ出し、世界的な視点から見たB4の実力を探っていくことにした。 |
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