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今日は某編集部でミーティングがある。最初の約束は9時だが、Z4で早朝の都心を走ってみたくなり、早めに家を出た。ディーゼルトラックがほとんど走っていない早朝の都心は、僕のお気に入りのドライブルートなのだ。もちろん、思い切り飛ばすことはできないけれど、ストレート6が生みだす上質な動力性能と切れ味の鋭いフットワークは、街中でも素晴らしいエンターテインメント性を発揮してくれた。とにかく、アクセルのひと踏み、ステアリングのひと切りが楽しくて仕方がない。普段は何の気なしに曲がっているだけの交差点が、この日は“コーナー”に思えたほどだ。飛ばすのも得意だが、飛ばさなくてもスポーツをしているという実感を与えてくれるのが本物のスポーツカーである…というのが僕の持論だが、Z4はその条件をきっちりと満たしている。 |
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ところで、オープンカーにとってインテリアはエクステリアの一部と言えるが、この部分でもZ4の魅力度は高い。艶のあるブラックのボディと完璧なマッチングを見せるベージュのインテリアは、プレミアム性とスポーツ性を見事に融合した逸品だ。一見シンプルなのに退屈さを微塵も感じさせないのは、高度なクラフトマンシップとデザイナーの美意識が、細かい部分までしっかりと反映されているから。たとえば美しいヘアライン仕上げのダッシュパネルに触れてみれば、そのことを瞬時に理解できるだろう。指先に伝わってくる硬質感とひんやりした冷たさは、素材に本物の金属を使っている証拠。フェイク素材では絶対に醸し出せないリアルな感触が、プレミアム度を大きく引き上げている。本物の素材といえば、ピラートリムにレザーを使っているのもちょっとした驚きだった。1000万円級の高級車ならいざ知らず、このクラスでこれほど質の高いインテリアを実現しているクルマを僕は他に知らない。
なお、Z4には数多くのカラーバリエーションが用意されている。詳細は“www.bmw.co.jp”内のZ4専用サイトで確認していただくのがベストだが、実に10種類のボディカラー、3種類のトリムカラー、7種類のシートカラー、4種類のシート素材、3種類のソフトトップカラーをほぼ自由に組み合わせることが可能なのだ。当然、順列組み合わせは膨大な数にのぼる。フルオーダー感覚で自分だけのZ4を作り上げる……とても素敵なアイディアだと思う。 |
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