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レポート:佐野弘宗 写真:中野英幸 |
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| 最近、国産メーカーのセダン担当者に話を聞くと、必ずといっていいほど出てくるのが「このセダン不振の日本市場で、いかに売れるセダンを造るか?」という話題である。確かに国産セダンといえば、極端にいって圧倒的な販売力と信頼できるイメージで売りまくるトヨタ製セダンと一部のスポーツセダンに限られた感がある。しかも、数あるスポーツセダンの中でも好調なのは、デビューして最初の数ヵ月といったところで、ある程度の長いスパンで根強い支持を得ているトヨタ以外の国産スポーツセダンは、ずばり、ランサーエボ系とスバルのレガシィB4だけ……ということも極端にいえるかもしれない。 |
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| 独特のフラット4エンジン、ラリーによるスポーツイメージなどスバルの魅力をひと言で語ることはできない。しかし、5ナンバーにおさめた扱いやすいサイズと、フラット4ツインターボのハイパワー、そして自慢のフルタイム4WDで「日本国内で、シチュエーションを選ばずに最も速く移動できる機械」というレガシィB4の類まれな資質が受け入れられていることも事実だろう。一方で、欧州フルタイム4WDのハイテクイメージが最も高いのはもちろんアウディだ。地元ドイツでは「メルセデスオーナーは葉巻を吸い、BMWオーナーは紙巻タバコ、そしてアウディオーナーはノンスモーカー」と喩えられるように、アウディはクリーンで現代的なイメージが強い。なかでもA4はクラストップのクオリティとクワトロ4WD、手頃なサイズによって、CクラスはもちろんBMW 3シリーズの牙城にすら迫ろうとしている。すなわち、レガシィB4とアウディA4クワトロは日欧の「モノの分かった大人の最強のスポーツセダン」ということができるかもしれない。 |
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