| 2004年 新春特別企画 | 気になる輸入車一気乗り試乗! |
クライスラー クロスファイア |
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メルセデスのSLKをベースにクライスラーがデザインをやり直して、名門コーチビルダーのカルマン社が作ったのがクロスファイアだよね。実際に乗ってみるとSLK濃度がスゴク高い! 初期型SLKのオーナーだったボクにとっては、メーターパネルは別物なのに、デジタル時計の位置は同じだったり、スイッチ類に見覚えがあったりして懐かしいんだ
(笑)。中身はSLKなんだからモノがいいのは当然で、変な話だけど、このクルマをクライスラーがゼロから作ったって言われたら、たまげちゃうぐらい良くできてる。
それに、僕が乗っていた初期型のSLKと比べても確実に熟成が進んでいるし、格納式ハードトップを持たないクロスファイアはボディ剛性でも有利。トータルな走りの質感はSLKより高いんじゃないかな? |
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クライスラーってアメリカでもとりわけスタイリッシュなブランドでしょ。そのクライスラーとダイムラー・ベンツが合併して、初めて送り出すコラボレーションモデルがクロスファイアなんだよね。だから2001年のデトロイトショーで話題をさらったコンセプトモデルはスゴク気合いが入っていて、縦型4灯のヘッドライトやセンターで分割されたウィンドシールドなど、斬新なデザインテイストが満載だったんだ。
コンセプトカー発表から1年という驚異的な速度で登場した量産モデルは、フロント周りは少し大人しくなっちゃったかもしれないね。とは言っても、リアビューはなかなかいい味出してるよ。時速90Km/h以上でせり上がってくるウィングの形も独特だし、やっぱりこのクルマの肝はデザインでしょう。 |
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メルセデスとクライスラーのブランド力を考えると、490万円という価格は万人向けとは言えないかもしれない。例えば、同じようにデザインやパフォーマンスで高い評価を得ているフェアレディZは300万円から買えるでしょ。もちろん、クロスファイアの場合はコストをきっちりかけたメルセデスのコンポーネンツを使っているってのは大きいんだけど。
ただ、これだけスタイリッシュなクルマはそうないから、ファッションツールとしての存在意義は大きい。2シータースポーツと言っても、乗り心地だって悪くないから、女性にも積極的に乗って欲しいですね! ボクスターやZ4がウィークエンドの早朝に箱根を目指すクルマだとしたら、クロスファイアはもっと都市生活に密着したスポーツカーと言えるんじゃないかな?(聞き手:田所孝之) |
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