| 2004年 新春特別企画 | 気になる輸入車一気乗り試乗! |
BMW 645Ci |
 |
|
各写真をクリックすると拡大表示します |
 |
 |
このクルマとポルシェ911、どっちにしようか迷う人は多いんじゃないかな? 6シリーズって大人4人がちゃんと乗れそうに見えるけど、リアシートが意外なほど狭い。確かに911と比べれば広いけど、頭はギリギリだしクッションは固いし、実は完全なプラス2なんだ。
それに足もかなり固めで、ステアリングのレスポンスも鋭いし、僕が想像していたよりずっとスポーティなクーペに仕上がっている。これはメルセデスのラグジュアリーな方向とは明らかに違って、快適なクルージングもハードなスポーツ走行も、BMWはなんでもできるクルマを作りたかったんだと思う。つまりポルシェの目指すところと同じってこと。 |
 |
それにしても、このカタチはグッとくるというか、釘つけになっちゃうなぁ。前の6も世界で最もエレガントなクルマと呼ばれていたけれど、今度のはエレガントでもあり、アバンギャルドでもあり……7シリーズ以来、チーフデザイナーのクリス・バングルが試行錯誤してきたBMWの新しいテイストっていうのが、いよいよ完成されたんだね。
7が前衛だったとしたら、5でちょっと丸くなって、この6でいよいよエレガントなところまで来た、なんて考えるとわかりやすいかな?元が前衛をエレガントまで持ってきた……そこが何より凄いね。いつかこういうの買いたいよなって思わせるオーラがある。
逆にインテリアは普通というか、iドライブ以外は目新しいところはない。iドライブのお陰でボタン類が整理されてあっさりはしたかな。 |
 |
645Ciの990万っていう価格は確かに高いけど、911以上にエグゼクティブな感じがするから、僕ならお金貯めてでも欲しいなって思っちゃう。あるいは中古でもいいかも……つまり相当欲しいってこと(笑)。IT系企業の切れ者社長がこういうクルマでスーツ着て会社行ったら最高に気分いいんじゃないかな?
日本ではクーペの市場がそれほどないかもしれないけれど、現時点におけるBMWのイメージリーダー的存在という面もあるし、このクルマがBMWにもたらすものは台数や数字以上のものがあると思う。
(聞き手:田所孝之) |
|
|
|

|