ロードインプレッション ポルシェ911GT3
|
|
|
 |
レポート:吉田
匠
取材協力:ポルシェジャパン |
|
ポルシェは50年以上前に最初のモデルを生み出してから今までずっと、クルマ好きの多くが憧れる魅力的なスポーツカーを世に送り出し続けてきた。ポルシェの造るクルマはいつも同時代のライバルと比べて高性能かつ高品質で、しかも必要とあれば日常の足にも使える実用性さえ備えていた。
そういった伝統は、今日の中心モデルである正式車名ポルシェ911こと、コードネーム996にも見事に受け継がれている。というより、空冷時代より大きくなったボディと水冷エンジンを持つ996シリーズに至って、ポルシェのスポーツGTとしての万能性はさらに飛躍的に向上し、ますます速くなると同時にますます快適で、しかもますます運転しやすいクルマに進化しているといえる。
そのことは一般的には大いに好ましいのだけれど、しかし、誰もがそういう進化に賛同しているわけではないのが、ポルシェのようなマニアックなクルマの宿命だったりする。つまり、昔から911を乗り継いでいる古典的で硬派なポルシェ遣いからは、「どうも最近の911は乗りやすくて物足りない」などと評価されたりしてしまうのである。
|
|
|
|