2009年6月5日(金)   つぶやく
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三菱、電気自動車のi-MiEV発売
 三菱自動車は6月5日、電気自動車の“i-MiEV”を発表。7月より受注を開始する。

 i-MiEVは、家庭用のAC100Vや200V電源で充電できる本格電気自動車だ。走行中の排出ガスはゼロで、環境にやさしい次世代カーとして注目される。

 充電に要する時間は、100V電源の場合で約14時間、200V電源の場合は7時間。急速充電器も利用でき、その場合約30分でバッテリーの80%レベルまで充電できる。ちなみに急速充電器は、一部の時間貸し駐車場や大規模商用施設でサービスが開始されつつある。

 i-MiEVのベースとなったのは、軽自動車の「i」(アイ)。モーターやインバーターは、トランクルームの下に位置し、バッテリーは床下に搭載。これによりガソリン車のiとまったく変わらない居住空間と荷室容量を実現した。

 バッテリーは、三菱自動車、三菱商事、GSユアサが共同で設立したリチウムエナジージャパン製のリチウムイオンバッテリーを搭載。総電圧330V、総電力量16kWhのこのバッテリーでモーターを駆動する。

 モーターの性能は、最高出力47kW(64ps)とガソリンターボ車と同じ数値とし、いっぽう最大トルクは180Nm(18.4kg-m)とそれを大幅に上回る数値を実現。その結果、バッテリー重量が重くなっているにもかかわらず、スタート加速性能や追越し性能は軽自動車を上回る性能を得ることに成功した。

 航続距離は最大160km(10.15モード値)。実際の実用走行距離は、暖房を使用した場合で80km程度、冷房使用時で100km程度、冷暖房を使用しない使用環境では120km前後と見られる。後続可能距離はインパネ内に表示される。

 車両価格は、459万9000円。次世代自動車振興センターによる補助金対象車となっており、上限139万円の補助金が交付される。この場合、車両価格は320万9000円となる。また、環境対応車普及促進税制により、自動車重量税と自動車取得税の免税措置を受けることができる。

 2009年度の販売台数は1400台とされ、これは法人やインフラ整備の開発にかかわる電力会社などに割りあてられる。一般向けの販売は2009年7月に受注が開始され、デリバリーは2010年4月以降に開始される予定となっている。
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