2007年11月19日(月)
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フォルクスワーゲン、ゼロエミッションカー“space up! blue”を世界初公開
 フォルクスワーゲンは、現在開催中のロサンゼルスオートショー(11月14日〜25日)で、ゼロエミッションカー“space up! blue”を世界初公開した。同社の“ニュー スモール ファミリー”コンセプトに基づく第3弾モデルで、今回の発表によりフランクフルト国際モーターショー(IAA)での“up!”、東京モーターショーの“space up!”に引き続き、2ヶ月間で3タイプの“up!”シリーズを発表したことになる。

 “space up! blue”は伝説的なサンババスを連想させるスタイルを持つコンパクトなバン。最大の特徴は世界初の高温型燃料電池(HT-FC)と、12個のリチウムイオンバッテリーを搭載することで、バッテリーのみを使用し電気モーター(45kW/61PS)で走らせた場合、シティユースに十分な65マイル(約105km)の連続走行ができ、さらに燃料電池を使用すれば走行距離は155マイル(約249km)延長され、最大220マイル(約354km)の走行が可能。またルーフに取り付けられた大型ソーラーパネルにより、最大150ワットの電力がバッテリーへ供給される。

 この新しい高温型燃料電池(HT-FC)は、ドイツにあるフォルクスワーゲンのリサーチセンターで開発されたもので、非常に軽く日常の使い勝手に優れ、低価格であるというメリットを備えている。そのため量産化を実現する可能性が高いとされている。

 ボディは全長約3,680mm、全高約1,570mm(space up!比 +30mm)、全幅約1,630mmとコンパクトなサイズだが、パワートレーンのレイアウトを工夫することで広い室内空間を確保した。電気モーターはリヤに、リチウムイオンバッテリーはリヤシートの下に、高温型燃料電池は車両のフロント部分に搭載されている。車重も燃料電池とバッテリーを搭載した車としては軽量の1,090kgに留まるという。
 
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