2008年9月8日(月)
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三菱、レーシング ランサー4台体制で参戦
 ミツビシと同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、レプソル、バレオ、BFグッドリッチからのサポートを受け、チーム・レプソル三菱ラリーアートとして、2009年1月3日から18日にアルゼンチン〜チリで開催されるダカールラリーに、ディーゼルターボエンジンを搭載した新型競技車『レーシング ランサー』(FIAグループT1規定のスーパープロダクション仕様)で出場すると発表した。

 『レーシング ランサー』は、軽量化をテーマとして新たに設計したスチール製の一体構造マルチチューブラーフレームを採用。搭載するのは、3リッター V型6気筒ディーゼルターボエンジンで、全域で高出力を発揮する2ステージターボシステムを採用。

 これは両側それぞれに大型と小型のタービン2個を備え、回転数と負荷に応じて大小のタービンを協調させるシステムで、現状では最高出力280馬力以上、最大トルク66.3kgm以上を実現していて、さらなる高性能化を追求して開発を進めている。

 トランスミッションはリカルド社製5速マニュアルで、ディーゼルターボエンジンが発生する強力なトルクにも耐えうる強度を有している。また、ディファレンシャルは従来の2段減速機構からシンプルな1段減速機構としたほか、ハウジングをアルミ製からスチール製として剛性を向上させ、『パジェロ エボリューション』から差動制限装置付センターデフ式フルタイム4WDを継承している。

 サスペンションは前後とも独立懸架ダブルウィッシュボーン式コイルスプリングを踏襲しつつジオメトリーを大幅に変更して採用したほか、BOS社製ダンパーも調整範囲を拡大させるなど、ハンドリング性能を向上。なお、ブレーキはブレンボ社製16インチベンチレーテッドディスク(6ポッドキャリパー)を、ホイールはOZ社製アルミホイール(16×7JJ)、タイヤはBFグッドリッチ社製の低エネルギーロスタイプのラリータイヤ(245/80-16)を採用。

 ドライバーは、ステファン・ペテランセル(フランス)、増岡浩(日本)、リュック・アルファン(フランス)、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)という、2005年から続く磐石の4名体制に変更なし。チーム・レプソル三菱ラリーアートは、新天地・南米大陸で記念すべき30回目を迎えるダカールラリーで、大会史上初のディーゼルエンジン搭載車による総合優勝、そして8大会連続となる通算13勝目を目指す。

 

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