2007年7月25日(水)   つぶやく
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充電可能なハイブリッド車「トヨタプラグインHV」とは?
 トヨタは25日、プリウスをベースにしたプラグインハイブリッド車=「トヨタプラグインHV」を報道陣にお披露目。同日、国土交通省の大臣認定を取得して公道走行試験に入ることを発表した。当日はプレス向けの試乗会も開催された。

 「トヨタプラグインHV」は、簡単にいうと、プリウスに搭載されるバッテリー容量を拡大することでモーターのみの走行(=EV走行)可能距離を大幅に延長し、家庭用電源からも手軽に充電出来るようになったもの。

 バッテリーの拡大によりトランク床面が40mm程高くなっており、車両重量は現行型プリウス比+100kgとなる1360kg。EV走行可能距離は13km(10.15モード走行時)で、EV走行時の最高速度は100km/hをマークする。家庭用電源から充電するする場合は、100Vで約3〜4時間、200Vで約1〜1.5時間を要するという。ちなみにプリウスのEV走行可能距離は約1km弱と言われている。

 13km程度の近距離であれば、エンジンを使わない純粋なEV走行も可能で、この場合もちろんガソリン代はかからない。プリウスとの比較では、10.15モードで25km走行した場合(プラグインHVはうち13kmをEV走行)、バッテリー充電にかかる電気代とガソリン代を合計したコストで、昼間の充電では8%、深夜電力を使えば約41%の燃料代を削減できるという。もちろん、トータルなCO2排出量も低減できる。

 運転席側のボディ後方にはガソリンの給油口と同じような充電口が設けられ、専用の充電設備を使って充電することになる。(※写真参照)。

 電気自動車は、燃費がよく、CO2の排出がない点がメリットだが、航続距離を拡大するためにはより大容量のバッテリーが必要になること、コストが高いこと、充電に時間がかかることなどが課題になっていた。プリウスベースの「トヨタプラグインHV」であれば、バッテリー切れの心配もなく、EVがもつ課題を解消するものとして今後の有望な技術と、トヨタは位置づけている。

 今後は、8台の車両で国内の公道試験を行う予定。現状13kmというEV走行可能距離も、ユーザーの平均的な走行距離とバランスをとって見直していくという。なお国内に続いて、米国・欧州での公道走行試験も実施予定。

 実際に試乗してみたところ、走行時には、インパネ中央部に設置されたモニターに走行モードが表示され(※写真参照。EVが緑線、ガソリンが赤線、その下にはアクセル踏み込み量が青線で表示される。写真は停止状態。)走行状態が確認できるほか、EVだけで走るアクセルの踏み方なども一目瞭然だった。

発売は今のところ未定。

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