[東京 13日 ロイター] トヨタ自動車<7203.T>の2009年3月期下期(08年10月─09年3月)の連結営業損益が、赤字になる見通しであることが分かった。関係筋が13日、明らかにした。
円高の進行と販売の落ち込みが想定を上回っているためで、半期ベースの営業赤字は1999年に米国会計基準を採用して以降では初めて。09年3月通期の連結営業利益も、会社計画6000億円を下回る見込み。
トヨタは11月上旬に上半期(4─9月)決算を発表した際、通期の連結営業利益予想を期初の1兆6000億円から6000億円に下方修正。下半期の営業利益は180億円と見込んでいた。
しかし、ドル/円が12日の東京市場で13年ぶりに90円を突破するなど足元で急激な円高が進んでるほか、自動車販売が急速に悪化。緊急のコスト削減策を進めているが追いつかず、下半期に黒字を確保するのは厳しい情勢となった。
トヨタは下期のドル/円レートを100円、ユーロ/円を130円で想定。1円円高が進むとドルで年間400億円、ユーロで60億円営業利益を押し下げる。