2006年3月23日(木)
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FIAが声明 08年エントリーは3月末締め切り

 世界モータースポーツ評議会(以下、WMSC)は、現地時間(以下、現地時間)22日、フランス・パリで会合を開き、FIA(国際自動車連盟)が提案する2008年F1世界選手権のスポーティングレギュレーションを承認した。FIAはこの日のWMSCの会合に続いて声明を発表し、2008年度のスポーティングレギュレーションを明日23日に公表することを明らかにした。また、2008年シーズンのエントリーは24日から受付を開始し、31日に締め切ることを併せて発表している。

 FIAは年々上昇するF1マシンのスピード抑制、参戦コストの削減、エンターテイメント性の向上などの目的から毎年様々な改定を行ない、スポーティング(競技)、テクニカル(技術)の両面からなる新レギュレーションを施行している。この日、WMSCによって受理された2008年のスポーティングレギュレーションは、「競技におけるコストの削減」、「スポーツのスペクタクル向上」、「現在の安全基準の維持及び可能な限りの向上」の3つを目的としたもので、23日に公表されることとなった。

 FIAはこの日の声明を通じ、2008年F1世界選手権へのエントリーを3月24日から受付し、3月31日に締め切ることを発表。従来の前年11月15日のエントリー締め切りから異例とも言える前倒しとなった。声明では「FIAは今後、2008年のレギュレーションを完成させるために2008年のF1世界選手権に参戦するチームとの一連の会合を始める。マシンのデザインに影響を及ぼすレギュレーションに関しては、チームに2008年のマシンをデザインし、開発する十分な時間を与えるために2006年6月30日以前に決定しなくてはならない。マシンデザインに影響を及ぼさないレギュレーションに関しては、2008年の開幕までのいずれかの時点で修正は可能である」との考えを示した。

 FIAはレギュレーションについて「レギュレーションは、各チームの代表者から構成されるスポーティング・ワーキンググループの多数決を受け、F1委員会及びWMSCにおいて承認され、変更することもできる」としている。

 現行のコンコルド協定が切れる2008年以降、FIA及びFOM(フォーミュラワン・マネジメント)とのコンコルド協定延長で合意に至っているのは、フェラーリ、ウィリアムズF1、レッドブル(RBRフェラーリ)、ミッドランドF1(MF1トヨタ)、トーロ・ロッソ(STRコスワース)、SUPER AGURIの6チーム。一部チームは、当初GPMA(Grand Prix Manufacturers’ Association−GPMA)に名を連ねていたが、後に離脱し、コンコルド協定の延長に合意した。一方、GPMAに加入しているルノー、マクラーレン・メルセデス、Honda、トヨタ、BMWザウバーの5チームは、今なおコンコルド協定を受け入れておらず、この日発表となった2008年のエントリー締め切り日の3月末に向けた動向が注目される。
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