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試乗レポート   

コブラ 

レポート:佐野弘宗
写真:菊池貴之
試乗ステージ:お台場

【 AC427SC 】

全長×全幅×全高=4341×1801×1305mm、ホイールベース=2415mm 車重(DIN規格)=1070kg、駆動方式=FR、エンジン=7.0リッター・水冷V8OHV、[335kW(455ps)/4500rpm]、トランスミッション=4速MT、車両本体価格=1680万円
コブラ  
コブラ  
AC オートモービル ジャパンが輸入販売する“コブラ”はまさに星の数ほど存在するリプロダクション・コブラの決定版ともいうべきクオリティ。
写真は史上最強のコブラとなる427セミコンペティションをモデルとした“AC427SC”。
コブラ  
アルミプレスでオリジナルコブラ427SCのボディスタイルを見事に再現。全体的なプロポーションはもちろんのこと、フェンダーリップの飛び出し方に至るまで“これ以上のものはない!”とACオートモービルジャパンの田邊氏は断言する。田邊氏は“日本のコブラ伝道師”としてエンスージァストの間でも有名。

コブラはどのように生まれたのか

 ほんの少しでも昔のクルマに興味をお持ちの方ならば、“コブラ”という名前を聞けば、すぐにあの肉感的なロードスターボディが思い浮かべるはずだ。そう、コブラは今なお世界中のエンスージァストにとってのアイドルであり続けている。米国フォード製の大排気量V8と小型軽量ボディがおりなす“獲物を狙うかのような”凄まじい加速力、そしてあの大蛇のごときボディライン……を持つコブラ、これぞ“名は体をあらわす”というべきだろう。

 まさしくアメリカンスーパースポーツカーの権化のごときイメージを持つコブラだが、このクルマは実のところ純粋なアメリカ車ではない。いうなれば“日英合作”。コブラのベースとなったのは、英国のACカーズが1953年に発売したエースというスポーツカーで、当初は自社製やブリストル製のエンジンを積んでいた。ところが60年代に入ってブリストルからのエンジン供給がストップして、ACエースは生産中止の危機に瀕する。そこに目をつけたのが、「後にコブラの生みの親である米国人キャロル・シェルビーという人物だった。

 アメリカの自動車業界に人脈を持ち、また自身の名を冠したスポーツカーによるレース制覇を夢に見ていたキャロル・シェルビーは、その素性の良いACエースに、フォードの260キュービックインチ(=4260cc)のV8をエンジンを搭載した“ACコブラ”をリリース。62年のことだった。その後、改良を加えられたコブラはシェルビーの思惑どおりに、同62年後半に“シェルビーACコブラ”として米国内のSCCAのプロダクションレースへの参戦を開始し、翌63年からは当時の世界耐久選手権へのチャレンジを開始する。

※1キュービックインチ=16.387cc

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コブラはどのように生まれたのか

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リプロダクション・コブラの決定版

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血の気の引くような加速
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