Bセグメント最大級のボディサイズ
イタルデザインのボス、ジョルジェット・ジウジアーロといえば、実用車デザイナーの第一人者として有名。もちろんロータス・エスプリなどのスーパーカーも手がけたし、アルファ・ロメオ・ブレラのような美しいクーペも生み出したけれど、彼の才能がもっとも光り輝くのは、2ボックスではないだろうか。
なかでもフィアットは、地元ということもあってモデルが多い。初代パンダは金字塔といえるが、その上のクラス、ヨーロッパでBセグメントと呼ばれるカテゴリーでも、初代ウーノ、初代プントと、キーポイントとなるモデルを担当してきた。そのコラボから生まれた最新作が、グランデプントだ。
グランデはイタリア語で「大きい」という意味。日本では新型プントとして位置づけられるが、イタリアなどでは従来のプントもしばらく併売する。だからグランデを頭につけたのだろう。昔のコロナとコロナ・マークUの関係に近いかもしれない。マークUの看板グレードがグランデだったから例に出したわけじゃないですが。
たしかにボディサイズは、ヨーロッパのBセグメントとしては最大級だ。幅は5ナンバー枠に収まっているが、長さはBセグメントのボーダーラインといわれていた4mを越えている。
ボディは3ドアと5ドアがあるが、まず日本に上陸したのは、3ドアボディに1.4リッターDOHC16バルブエンジンと6速MTを組み合わせた1.4 16V スポーツ。続いて秋には5ドアボディにSOHC8バルブの1.4リッター、パンダと同じシーケンシャル式2ペダル5速MTのデュアロジックを搭載したモデルが、装備違いで4車種用意されることになっている。
グランデプントは昨年の東京モーターショーにも姿を見せていた。でも、じっくり観察するのは初めて。ジウジアーロの作品とあっては、やはりデザインとパッケージングから見ていかなければ。ということでチェックしていくと、かなりの確信犯だった。広さや使いやすさより、カッコよさ重視だったのだ。










