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試乗レポート   

フィアット
グランデプント 

レポート:森口将之
写真:田所孝之(編集部)

【 1.4 16V スポーツ 】

全長×全幅×全高=4050×1685×1495mm、ホイールベース=2510mm、重量=1160kg、駆動方式=FF、エンジン=1.4リッター直列4気筒DOHC [70kW(95ps)/6000rpm、125Nm(12.7kg-m)/4500rpm]、トランスミッション=6MT、価格=209万円
フィアット  グランデプント
フィアット  グランデプント
17インチホイールやサイドスカートなどでスポーティなイメージを強調。ヘッドライト光軸調整、フォグランプは標準装備。VWファミリーのポロより大きく(全長+135mm、全幅+15mm)、ゴルフより小さい(全長−155mm、全幅−75mm)。
フィアット  グランデプント
ミニ・マセラティを思わせるフロントセクションに対し、リアはハッチバックとしてクリーンにまとまる。リアフォグランプも標準。ボディカラーは写真のエキゾチカレッドのほかに、ニューオーリンズブルー、クロスオーバーブラック(レザー仕様車のみ)を設定。

Bセグメント最大級のボディサイズ

 イタルデザインのボス、ジョルジェット・ジウジアーロといえば、実用車デザイナーの第一人者として有名。もちろんロータス・エスプリなどのスーパーカーも手がけたし、アルファ・ロメオ・ブレラのような美しいクーペも生み出したけれど、彼の才能がもっとも光り輝くのは、2ボックスではないだろうか。
 なかでもフィアットは、地元ということもあってモデルが多い。初代パンダは金字塔といえるが、その上のクラス、ヨーロッパでBセグメントと呼ばれるカテゴリーでも、初代ウーノ、初代プントと、キーポイントとなるモデルを担当してきた。そのコラボから生まれた最新作が、グランデプントだ。

 グランデはイタリア語で「大きい」という意味。日本では新型プントとして位置づけられるが、イタリアなどでは従来のプントもしばらく併売する。だからグランデを頭につけたのだろう。昔のコロナとコロナ・マークUの関係に近いかもしれない。マークUの看板グレードがグランデだったから例に出したわけじゃないですが。
 たしかにボディサイズは、ヨーロッパのBセグメントとしては最大級だ。幅は5ナンバー枠に収まっているが、長さはBセグメントのボーダーラインといわれていた4mを越えている。

 ボディは3ドアと5ドアがあるが、まず日本に上陸したのは、3ドアボディに1.4リッターDOHC16バルブエンジンと6速MTを組み合わせた1.4 16V スポーツ。続いて秋には5ドアボディにSOHC8バルブの1.4リッター、パンダと同じシーケンシャル式2ペダル5速MTのデュアロジックを搭載したモデルが、装備違いで4車種用意されることになっている。
 グランデプントは昨年の東京モーターショーにも姿を見せていた。でも、じっくり観察するのは初めて。ジウジアーロの作品とあっては、やはりデザインとパッケージングから見ていかなければ。ということでチェックしていくと、かなりの確信犯だった。広さや使いやすさより、カッコよさ重視だったのだ。

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Bセグメント最大級のボディサイズ

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ミニ・マセラティ・クーペ

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正真正銘のコンパクトフィアット
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