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試乗レポート   

ホンダ
インテグラ タイプR

レポート:斎藤聡
写真:吉田宏隆

【 TYPE R 】

全長×全幅×全高=4385×1725×1395mm、ホイールベース=2570mm、重量=1190kg、駆動方式=FF、エンジン=2.0リッター直列4気筒DOHC(162kW [220ps] /8000rpm、206Nm [21.0kg-m] /7000rpm)、トランスミッション=6速MT、価格=273万円
ホンダ  インテグラ
ホンダ  インテグラ
国内向けの生産は6月末で終了。アメリカなど海外への輸出向けは8月末までに生産を終了するとのこと。F1をはじめとしたモータースポーツを看板とするホンダだが、これで市販スポーツカーは2シーターオープンのS2000だけになる。
ホンダ  インテグラ
初代モデルのクイント・インテグラは1985年2月にデビュー。当時のホンダ車の主流であった“リトラクタブル・ヘッドライト”など、スポーティな佇まいが印象的。

インテグラよ、お前もか…

 タイプRを中心に、スポーティ志向の強いコアなユーザーから支持を受けていたインテグラ。そのインテグラもミニバン全盛時代の流れに飲み込まれるかのように絶版が決定した。そこで今回は、あらためてインテグラというクルマを振り返るとともに、最終型となるインテグラ タイプRの魅力に迫っていきたい。

 インテグラのルーツをひも解くと、1980年に登場したクイントまで遡ることになる。このクルマは、2代目シビック=通称スーパー・シビックをベースにした5ドアハッチバックモデルだった。当時はライフスタイルの多様化なんてことが言われていた時代。シビックも車種バリエーションを増やす拡大路線に乗って、2ボックスのみだった初代シビックに対し、3ボックスのシビックセダンや、姉妹車バラードセダンといったたくさんの派生車種が生まれた。

 クイントはシビックをベースにラゲッジスペースを広げつつ、クーペスタイルを採用することでスポーティさを両立させようと目論んだクルマだった。そのコンセプトを引き継ぐ形で、85年2月に「初代インテグラ」が登場する。1.6リッターのZC型DOHCエンジンを搭載したインテグラは、等身大のスポーツ・クーペとして、大いに注目を集めたのだった。

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