感激した進化の度合い!
試乗したのはベーシックな1.8リッターの1.8Xと、2リッターのスポーティバージョンたる2.0RSZだが、なかでも感激したのは2.0RSZ。ホンダの事前試乗会の慣例とおり、まずは先代2.0に乗り、その後に新型2.0SRZのプロトタイプを試してみると、ドライビング感覚がまるで違う。新型は、サスペンション形式こそ先代と変わっていないものの、ホイールベースが20mm伸びるなどフロアユニットは事実上新型といっていい。その効果は歴然で、まず運転姿勢が先代よりずっと自然で、遥かに乗用車っぽくなっているのが好ましい。それでいて、2/3/2の3列で7人乗りのキャビンは、2列目が確実に使えるのは当然としても、やや窮屈感はああるものの3列目にも大人が座れるのは意外なほどの居住空間だ。それに気をよくして、ニュルを思い起こさせるハンドリングコースに躍り出ると、タイトコーナーでもアンダーステアが軽く、安定感も明らかに先代を上回っているのに感心させられた。加えて、パワートレーンの変貌ぶりも好ましい。2リッター i-VTECエンジンのパワーは数値上、先代より6ps低い150ps。だが、新開発の7段マニュアルモード+パドルシフト付きCVTがいい仕事をするし、車重も同様グレードの先代の1480kgから1400kgに減量されていることもあって、動力性能は先代より明らかに活発に感じられた。
というわけでニューストリーム、そのプロトタイプから判断する限り、かなり魅力的なクルマに仕上がっている。大型化が当たり前の昨今、5ナンバー幅をキープしたところに開発陣の志の高さを見ると同時に、ミニバンとしては異例ともいえる機敏さを持ったハンドリングにも大いに感じるものがあった。ボディサイズの立派さよりも、運転の愉しさを重視するミニバンユーザーは、ぜひ新型ストリームに注目されたし!










