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試乗レポート   

ホンダ
ストリーム 

レポート:萩原秀輝
写真:菊池貴之

【 RSZ(2.0リッター) 】

全長×全幅×全高=4570×1695×1545mm、ホイールベース=2740mm、重量=1400kg、駆動方式=FF、エンジン=2.0リッター直列4気筒SOHC [110kW(150ps)/6200rpm、190Nm(19.4kg-m)/4200rpm]、トランスミッション=CVT、価格=227万8500円
ホンダ  ストリーム
ホンダ  ストリーム
先代ストリームより45mm低くなったプロポーションはスポーツワゴンに近い。切れ長のヘッドライト、ミニバン特有のサブピラー(A、Bピラー間)を廃しながらも大きく傾斜したフロントウィンドウなどが目を引く。写真はベースグレードの1.8X(FFモデルで180万6000円)。205/65R15タイヤにスチールホイールを履く。
ホンダ  ストリーム
スポーティ仕様となるRSZ(2.0リッター)のリアビュー。上下左右を絞り込んだリアビューやDピラーのグラフィックは、曲線を基調にしたユニセックスな先代から180度方向転換。1695mmの全幅はそのまま全長とホイールベースは初代より20mm拡大。5ナンバー枠をめいっぱい使っている。

クルマ好きのお父さんのために

 一般論でいえば、世の中のお父さんは子供の笑顔が見られるなら自分のことは二の次でガンバってしまうし、多少のことはガマンもするはず。クルマ選びにしてもそう。家族が増えると、そうすることが当たり前のようにミニバンのステアリングを握るお父さんが増えてくる。そして、2列目のチャイルドシートから聞こえてくる子供の笑い声に満足したり、信号待ちのたびに振り返って寝顔を確かめたりする。クルマが大好きで、走りを楽しむために峠道に通っていた過去は忘れて……。

 ただ、シマッたと思うこともあるに違いない。クルマ好きの仲間の中には、ミニバンに拒否反応を示して、家族を持ってもクーペからスポーティセダンに乗り替えただけのヤツとか、プライベートな1台を確保するために努力を惜しまないヤツもいる。きっとヤツらは、いまでも休日の早朝にいつもの峠で走りを楽しんでいるのかも……。

 そんな嘆きとも諦めともつかない声が、お父さんから聞こえてきそうだ。でも、世の中マンザラ捨てたものではない。ミニバンとしての機能を満たしながら、峠を攻めていた熱い気持ちを呼び起こしてくれるクルマが誕生したのだ。それが、ホンダの最新モデル、ストリームだ。初代のコンセプトを1世代分くらい飛び越えたような進化を果たした2代目は、お父さんの「シマッた」感覚を改めてくれると、ハギハラは思う。

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