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試乗レポート   

レクサス
LS460 

レポート:萩原秀輝
写真:菊池貴之

【 レクサス LS460 】

全長×全幅×全高=5030×1875×1465mm、ホイールベース=2970mm、重量=1940kg、駆動方式=FR、エンジン=4.6リッターV型8気筒DOHC [283kW(385ps)/6400rpm、500Nm(51.0kg-m)/4100rpm]、トランスミッション=8速AT、価格=770万円(標準モデル)
レクサス  LS460
レクサス  LS460
新開発の8速ATはハウジングを一体型としたほか、トルク伝達部品とクラッチハブをアルミ化して軽量化を実現。従来の6速ATと比べても、外径はほぼ同等、重量は10%軽量で逆に剛性は30%向上している。500Nmという大トルクを滑らかに制御するため、各ギアの歯面はマイクロレーザーにより平滑化。
レクサス  LS460
17年ぶりに一新したV8、世界初の8速AT、ステレオカメラとミリ波レーダーを組み合わせたプリクラッシュセーフティシステム、運転席ヘッドレストと連動する後突プリクラッシュセーフティシステムなど、最新技術の見本市ともなったLS。夏前の海外試乗会では製造品質に不安が残ったものの、本来の品質を実現した今は、カービューCOTYでも評論家から高い評価を得ている。

セルシオにはない価値

 LS460は、基本的にセルシオの延長線上にある。静粛性の高さでは欧州のプレミアム勢を圧倒するという伝統もちゃんと受け継がれている。接地感のなさから空飛ぶ絨毯のようだと例えられた乗り心地は、4輪が路面をつかむ感覚を獲得しつつ少々の課題は残されているものの快適さとして生かされている。インテリアのデザインまでセルシオと同様にコンサバになってしまったことは残念だけれど、見事な風合いを感じさせてくれるセミアニリン本革張りのシートは新車でありながら使い慣れたソファーのように体に馴染む。この点については、セルシオの質感を完全に越えている。

 しかも、LS460はセルシオにはない価値を備えている。セルシオも、実はハンドリングにしろスタビリティにしろ、欧州のプレミアム勢と比べても勝るとも劣らないレベルに達していた。でも、それを試そうという気持ちになれなかった。高級で快適なサルーンというだけで乗る人を満足させていたためもある。LS460も、日常的な場面での快適さは十分に満足できる。ところが、それだけでは済まさない、その先を確かめたくなるような、誘いかけがある。そして、その誘いかけ具合がみごとだ。日常的な場面で余計な刺激を与えることなく潜在意識に働きかけ、アクセルを踏み込み、ステアリングを切り込んでみたくなる気分にさせる。もちろん、その先で期待を裏切ることはない。レクサスの本質である「感動の時間の提供」とは、こうした過程に込められた価値なのだと思う。

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彫刻的より日本的

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潜在意識を刺激する

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日々クォリティアップ

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セルシオにはない価値
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