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  試乗レポート   
ミシュラン
パイロットプレセダPP2 
写真:菊池貴之
取材協力:日本ミシュランタイヤ
試乗ステージ:日本自動車研究所(JARI)
【 ラインナップ 】
・2006年2月発売 26サイズ
185/60R14 82V〜275/30R19 96W XL
・2006年7月発売 11サイズ
165/55R14 72V〜245/40R18 97W XL
・2006年10月発売 8サイズ
175/60R14 79V〜265/30ZR19 93W XL
ミシュラン  パイロットプレセダPP2
ミシュラン  パイロットプレセダPP2
PP2のトレッド面は印象的な左右非対称パターン。写真では右側がアウトサイド、左側がインサイドとなる。ノイズ低減のため、アウト側ブロックの大小はランダムに配列されている。
ミシュラン  パイロットプレセダPP2
今回装着車となったアテンザ、レガシィ、RX-8、アルファGTといったスポーツモデルの足回りにはベストマッチ。
菰田潔の場合:4本ストレートグルーブデザインを基調に
 ミシュラン・パイロット・プレセダがモデルチェンジしてPP2へと進化した。アウトサイド・インサイドが非対称で、4本のストレートグルーブが通るトレッドパターンは先代と同じだが、センターとミディアムは、これまでより円周方向に連続したリブ基調に変わっている。また、ショルダーブロックにはスタビリティ・ブロックバー、センターサイプにはブリッジが採用され、大きな力を受けたときのトレッド面の変形を抑えると同時に溝の幅を確保して排水性を向上させるなど、ドライ路面、ウェット路面ともにより高いグリップを狙っている。トレッドコンパウンドは転がり抵抗と耐磨耗性はそのままに、ドライとウェットの両路面でグリップ力を向上させたゴムを使う。

日本がアジア開発拠点

 ミシュランといえばフランスを拠点にした世界一の生産量を誇るタイヤメーカーだが、1991年から日本にも研究開発チームを発足させているのをご存じだろうか? ミシュランリサーチアジア株式会社は日本を開発のベースとし、アジアならではのニーズに的確に応えられるローカライズ体制を整えている。日本のクルマや道路環境、それに日本人の好みも考慮した商品が、F1でもおなじみの、ミシュランの高い技術を背景に開発されているのだ。ここで開発されたタイヤと言えばスタッドレスタイヤのドライスやX-ICEも有名だが、初代パイロット・プレセダや今回モデルチェンジしたパイロット・プレセダ(PP2)もここの作品なのだ。

気になる癖を発見…

 実際に走行してみると、ドライもウェットもグリップ限界が高くなったのがわかる。これは、日本での要求に応えようとしたのだろう。タイヤに力が掛かったときに、グッとタイヤが踏ん張る感じでグリップするが、そのグリップの強さはサスペンションを固めたクルマの方がマッチングが良いように感じた。

 試乗したインテグラ・タイプRでは、応答性は適度なシャープさがあり反応もスムーズでキビキビと走れる。レーンチェンジやコーナリング時のグリップ限界も高くコントロール性も良かった。サスペンションがソフトなクルマでは応答性はシャープだが、速い操舵ではステアリングを切った後から強いグリップが遅れて発生する印象で、少なからず応答に遅れを感じさせる。ウェットでも限界を超えて滑るときには、挙動変化が少し速い。それでも通常の走行では高いグリップの恩恵を受けることが可能だ。ESC(スタビリティ・コントロール)装着車両であれば限界領域も問題ないだろう。

 パイロット・スポーツの領域に食い込むほどのグリップ性能を持ち合わせた上で、二律背反するはずの静粛性と乗り心地というコンフォート性能においても高い性能をもっている。そんなPP2は、プレミアムタイヤとしてのポジショニングを確実にしていくことは間違いないだろう。

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Page1 菰田潔の場合:4本ストレートグルーブデザインを基調に
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【 パイロットプレセダPP2 】 >> 製品情報
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