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試乗レポート   海外試乗

ポルシェ
911 ターボ

レポート:吉田匠
写真:ポルシェジャパン
試乗ステージ:スペイン・アンダルシア

【 911ターボ 6速MT 】

全長×全幅×全高=4450×1852×1300mm、ホイールベース=2350mm、車重(DIN規格)=1585kg、駆動方式=4WD、エンジン=3.6リッター・ターボチャージャー付き水冷水平対向6気筒DOHC[353kw(480ps)/6000rpm、680Nm(69.4kg-m)2100-4000rpm※]、トランスミッション=6速MT、タイヤ=F:235/35ZR19 R:305/30ZR19、価格=1816万円(税込み)、※オーバーブースト時
ポルシェ  911
ポルシェ  911
それまで、見送られていたLED製のシグナルライトを初採用。一方、カレラ4をベースとしたボディは、ポルシェとして初めてアルミ製ドアを採用した。単体重量は11kgに満たず、14kgの車体重量軽減効果があるという。ちなみに拡大されたボディサイズにもかかわらず、先代比5kgのダイエットに成功。
ポルシェ  911
従来同様、車速連動式、120km/hで伸張し80km/hで格納のアクティブ・リアウィングは、35mm伸張高を抑えた。しかし、310km/hの最高速度時においてリアアクスルへは27kgの増大したダウンフォースを発生する。幅は左右それぞれ先代比30mm拡大。

ティプトロかマニュアルか?

 というわけで997ターボは、たとえティプトロニックS仕様でもコーナーの連続で充分に速いペースを保つことは可能だが、途中でMTに乗り換えたら、そういうセクションではやっぱりATより具合いがいいことが分かった。

 スポーツクロノをスポーツモードにしておけば、ティプトロでも自動的なシフトアップを防ぐことはできるが、ギアのポジションとエンジンの回転数を自分のコントロール下におく感触は、MTの方が一段と強く得られる。したがって、より明確な自信を持ってコーナーに飛び込んでいけるのである。

 だから、たとえ最新の997ターボでもコーナリングを本気でエンジョイしようと思ったら、敢えてMTを選ぶという男らしい選択肢もありだと思う。ちなみに996ターボの場合のMT比率は全世界平均で60%、アメリカ合衆国では以外や71%という高い数字に達していたのに対して、日本でのそれは23%だったという。

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