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  試乗レポート   
ランドローバー
レンジローバースポーツ 
レポート:吉田匠
写真:北畠主税、吉田宏隆
取材協力:ランドローバージャパン
試乗ステージ:都内〜箱根〜東名高速
【 V8スーパーチャージド スペック 】
全長×全幅×全高=4795×1930×1810mm、ホイールベース=2745mm、車重=2590kg、駆動方式=4WD、エンジン=4.2リッター・V8・DOHC(390ps/5750rpm、56kg-m/3500rpm)、トランスミッション=6速AT、価格=1090万円
ランドローバー  レンジローバースポーツ
ランドローバー  レンジローバースポーツ
ピラーをブラックアウトしたフローティングルーフの意匠を伝統的にとりいれつつも、ボンネット両端の角を丸くしたり、グラスエリアは浅めでDピラーはかなりの傾斜角をもつ。フロント・リアには、エアロスポイラーを配すなどエモーショナルであることに重点がおかれたという。
ランドローバー  レンジローバースポーツ
ランドローバー史上、最高のスポーツ性能をもたせたというレンジローバースポーツ。全長×全幅×全高は4795mm(カッコ内はレンジローバー比、-155mm)×1930mm(-25mm)×1810mm(-90mm)。ディスカバリー3とレンジローバーの中間に位置付けられモデルとなる。
生粋のランドローバー仕込み
 デビュー直後の去年4月、南フランス西部からスペイン東部にかけての一帯で試乗したレンジローバースポーツがいよいよ日本に上陸、発売が開始された。このクルマ、その名前からして、およびそのスタイリングからいっても、あのレンジローバーをベースにしたスポーツバージョンなのね、と考えてもまったく不思議はないが、実はそうではない。レンジローバーは、その開発時代に親会社だったBMWが深くかかわったとされるモノコック構造をボディの基本としているのに対して、レンジローバースポーツはBMW傘下から外れて以降のランドローバー主導の設計になるとされる、セパレートフレーム+ボディシェルというべきインテグレーテッド・ボディフレーム構造を持っているから、基本の骨格からして違う。もっと分かりやすくいってしまえば、現行ディスカバリー3のホイールベースを短縮した骨格の上にレンジローバーテイストに溢れたスタイルのボディを着せて、機構的にも細部を高級高性能化したクルマがレンジローバースポーツなのである。

 しかしだからといって「な〜んだ!」とのたまうなかれ。まず骨格のベースとなったディスカバリー3自体が相当な実力を持ったクルマであること。しかもそれをベースに生み出されたレンジローバースポーツなるクルマが、そのルックスにおいてもドライビング感覚においても、背負った名前に恥じぬ出来栄えに仕上がっていること。この2つのポイントがレンジローバースポーツのバリューを決めているといっていいだろう。

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Page1 生粋のランドローバー仕込み
Page2 プレミアムSUV戦線に送り込まれた刺客
Page3 魅惑のスタイルに見え隠れ…些細な不満
Page4 一族を代表するスポーツ性に抜かりなし
Page5 スポーツカーの魂を宿したSUV
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