新型S80にスウェーデンで先乗り
新しいボルボのフラッグシップ「S80」が新世代モデルへとバトンタッチした。すでに欧州各国ではデリバリーが始まり、日本にも年末頃に導入される予定だ。ボルボはこの新型S80の世界販売台数を年間5万台と見積もり、そのうち3割が旧型からの乗り換え組、残りの7割が新規顧客になるだろうと予測している。
この説明を聞いて「ちょっと待てよ」と思った。このクラスにはメルセデス・ベンツ EクラスやBMW 5シリーズ、アウディ A6、VW パサートの上級グレードといった超強力なドイツ製ライバルが待ち構えている。にもかかわらず5万台のうちの7割、つまり3万5000人/年ものユーザーを強力なライバルたちから奪ってやろうというのは、かなり大胆な予測に思える。
派手ないでたちをしているわけでもなく、超強力なパワートレーンをもっているわけでもないこのオーソドックスなFF上級サルーンのいったいどこに、それほどの潜在力が秘められているというのだろうか。スウェーデンで開催された試乗会を通して、新型S80の魅力度を探っていこう。










