ガソリンに頼らないクルマ
ボルボといえば、日本では安全神話が際立っているけれど、故郷のスウェーデンでは、安全と同じくらい「環境」にも力を入れている会社として知られている。アッサール・ガブリエルソンとグスタフ・ラーソンの二人が創業した1927年当時から、「安全」「環境」「品質」の3つを基本理念として掲げているのだ。
近ごろでは、生ごみを発酵して作られるバイオガスとガソリンのどちらでも走ることができる「Bi-Fuel」や、植物から作られるバイオエタノールを使って走る「FFV(Flex Fuel Vehicle)」といったエコ・コンシャスの高いクルマを売り出して、北欧を中心に人気を集めている。
ボルボの故郷であるスウェーデンは、2020年までに石油に頼らない国を目指していて、特に“バイオ燃料”に力を入れている。植物から作るバイオアルコールや、生ごみを発酵する過程で出るバイオガス(メタン)を使って、クルマの燃料をはじめ、発電や暖房に使うエネルギーをまかなおうと考えているんだそう。
ニュースで原油価格が1バレル60ドルとか、70ドルになったって騒がれてもピンとこないけれど、商社勤めの友達に聞いてみたら、1999年には10ドルくらいだったそう。確かに、たった7年の間に、値段が約7倍以上になってしまうものなんてあまりない。いまの便利な暮らしは石油が支えていることを考えると、ちょっとやばいんじゃないかと思う。原油は、クルマを動かすガソリンや軽油の原料になるだけじゃなくて、発電にも使うし、プラスティックの原料にもなっているし、ね。









