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試乗レポート   

フォルクスワーゲン
クロスポロ 

レポート:丸茂亜希子
写真:吉田宏隆

【 CrossPolo 】

全長×全幅×全高=3920×1670×1535mm、ホイールベース=2470mm、重量=1180kg、駆動方式=FF、エンジン=1.6リッター直列4気筒DOHC [77kW(105ps)/5600rpm、148Nm(15.1kg-m)/4500rpm]、トランスミッション=6速AT、価格=239万円
フォルクスワーゲン  クロスポロ
フォルクスワーゲン  クロスポロ
質実剛健な独製コンパクト「ポロ」に、スポーツバンパーやシルバールーフレールなどのSUVテイストを注入。標準ポロ比で全高が55mm、専用サスペンションにより最低地上高が20mm高くなり、よりアクティブなシーンでの活用が期待できそうだ。
フォルクスワーゲン  クロスポロ
操作系が整然とならべられたインパネ。専用4本スポーク・レザーステアリングやレザーハンドブレーキには、シートカラーにあわせたクロスステッチが奢られる。アルミ調のフットペダルも上質な雰囲気。

キュート×オフロードテイスト

 ドイツの国民車としてスタートしたフォルクスワーゲンの歴史を紐解くと、世界中の人々のありとあらゆる生活に密着している姿に感動をおぼえる。そもそも1938年に完成した最初の国民車「VW38」の段階ですでに、セダン、ソフトトップ、カブリオレと3タイプのボディが用意されていたほどだ。その後も「タイプ2 シリーズ」は送迎車やピックアップ、キャンピングカーにまで姿を変えて生活を共にし、流麗なボディの2+2クーペ「カルマン・ギア」は、ファッショナブルなカーライフをリーズナブルに提供した。

 現代においても、人々の多彩なライフスタイルに密着するという、フォルクスワーゲンの伝統は変わっていないようである。このたび、既存3モデルだったポロを一気に5モデルへと拡大し、ラインナップの充実が図られた。そこには、ポロによってもたらされるカーライフをさらに広げ、かつ個性を際立たせるという意味がある。

 その新しい5モデルのうち、痛快ホットハッチの「GTI」と並んで強い個性を放つモデル、それがこの「クロスポロ」だ。質実剛健な兄・ゴルフよりも、ひとまわりコンパクトなボディを持ち、丸みを強調したデザインのポロに、オフロードテイストがふんだんに注がれたのである。フォルクスワーゲンのオフロードモデルといえば、1942年にはすでに4輪駆動の「タイプ87」があったほどだから、その道にはかなり年季が入っている。キュートさが魅力のポロに、年季の入ったオフロードテイスト。一見、ミスマッチとも思えるこの組み合わせだが、実際にはモダンなアレンジと遊びゴコロが随所にプラスされて、かなりクールな仕上がりなのである。

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キュート×オフロードテイスト

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タフさだけでなく、プレミアム感も忘れない

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ヒットの予感
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