| 試乗レポート |
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レポート:岡崎五朗
写真:菊池貴之
試乗ステージ:宮崎
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【 ヴァリアント 2.0T 】
全長×全幅×全高=4785mm×1820mm×1515mm、ホイールベース=2710mm、車重=1580kg、駆動方式=FF、エンジン=2.0リッター・直列4気筒 DOHC(200ps/5100-6000rpm、28.6kg-m/1800-5000rpm)、トランスミッション=6速AT、価格=381万円
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プレミアム性を増した新型パサート
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累計1300万台という販売台数を誇るパサートがフルモデルチェンジし、6代目に進化した。先代パサートは、当時ピエヒ会長が強力に推進していたVW&アウディのプラットフォーム共有化政策を背景に、先代アウディA4と強い血縁関係をもっていた。しかし新型はそれをきれいさっぱり精算。ゴルフと一部のメカニズムを共用する(強度アップやアルミの採用拡大などグレードアップは施されている)ミドルクラスセダンへと原点復帰を果たした。当然、エンジンは従来の縦置きから横置きに変更されている。
全長で85mm、全幅で75mm、全高で15mm、それぞれ拡大したボディサイズとエンジンの横置き化によって、新型パサートの室内空間は明らかに広くなった。キャビンは身長180cm級の大人4人を楽に収めるし、トランクスペースも475Lから565Lへ拡大。頭上空間、肘周り、肩周りも実に広々している。先代の弱点だったリアシートの固い座り心地が、クッションストロークを増すことによって大きく改善されたのも嬉しい点だ。
フロントのオーバーハングがちょっと長いかなという印象はあるものの、外観はきれいにまとまっている。写真で見たとき違和感を覚えたクローム仕上げのグリルも、実車では嫌味を感じさせないぎりぎりのレベルに収まっていると感じた。それどころか、目が慣れていくにつれ、新型パサートにプレミアム感を与えるためには必要不可欠なデザインだと思えるようになったほどである。
プレミアム感といえば、インテリアも相当に立派だ。本木目パネルをふんだんに使ったダッシュボードにはゴルフには望めない華やかな雰囲気が漂っている。一部にハードプラスティックを使っていたり、ソフトパッド部のシボが日本人の感覚からすると少々生々しすぎるというか動物的すぎる傾向はあるが、全体的には価格以上の満足感を味わわせてくれるに違いない。
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