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試乗レポート   【 海外試乗 】

アウディ
A4

レポート:島下泰久
写真:アウディ・ジャパン
試乗ステージ:イタリア・サルデーニャ島

【 3.2FSIクワトロ 】

全長×全幅×全高=4703mm×1826mm×1427mm、ホイールベース=2808mm、車重=1580kg、駆動方式=4WD、エンジン=3.2リッターV6DOHC [195kW(265ps)/6500rpm、330Nm(33.7kg-m)/3000-5000rpm]、トランスミッション=6速AT、データは全て欧州仕様

アウディ A4
アウディ A4

インパネとセンターコンソールはドライバー側に8度傾く。ATセレクタ周りにはエンジンスタートボタンも設けられ、MMI周りの15のボタンと合わせ、18ものボタンがひしめく。パーキングブレーキもボタン操作の電気式。標準搭載のエアコンは従来モデルより冷房能力が10%、作動効率は20%向上し、3ゾーンコントロールエアコンも設定される。

アウディ A4

現行型A4比でキャビンの全長は+20mm、全幅は+10mm拡大。ヘッドルーム自体は数ミリ狭くなっている。欧州仕様ではA8用をベースにしたB&Oのオーディオシステムもオプション設定される。

A6が古く見えてしまうほど…

 アウディのセールスポイントであるハイクオリティぶりにも磨きがかかっている。特にA5と基本的に共通のインテリアは、レイアウトこそA6以降の流れに準じたものだが、スイッチ類ひとつひとつの形状や細かな操作性などが煮詰め直され、見た目に洗練され、そして実際にとても心地良く扱えるものとなった。正直、もはやA6が古く見えてしまうほどだ。試乗車はMMI(マルチメディアインフォメーションシステム)付きだったが、未装着車も6.5インチモニターは標準装備。電動パーキングブレーキ、各種車両情報を記録できるスロット型キーも採用されている。

 サイズアップの効果は室内空間にも反映されていて、着座位置が低めになった前席は、しかし横方向の余裕が大幅に増した。アウディの特徴だったブレーキペダルとアクセルペダルの高さの差が小さくなり、踏み換えがしやすくなったのも、多くのユーザーにとって朗報だろう。

 後席は更に大型化の効果が顕著で、レッグルームは29mm拡大され、実際に膝まわりや横方向の余裕を確実に増している。ラゲッジスペースも480リッターとセグメント最大級の容量を持つことになった。室内スペースが広がったことは、これだけサイズアップしているのだから半ば当然ではある。しかし圧倒的なクオリティ、充実した装備と相まって実現した快適性の高さは、やはり大いにアピールすることになるはずだ。

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