A6が古く見えてしまうほど…
アウディのセールスポイントであるハイクオリティぶりにも磨きがかかっている。特にA5と基本的に共通のインテリアは、レイアウトこそA6以降の流れに準じたものだが、スイッチ類ひとつひとつの形状や細かな操作性などが煮詰め直され、見た目に洗練され、そして実際にとても心地良く扱えるものとなった。正直、もはやA6が古く見えてしまうほどだ。試乗車はMMI(マルチメディアインフォメーションシステム)付きだったが、未装着車も6.5インチモニターは標準装備。電動パーキングブレーキ、各種車両情報を記録できるスロット型キーも採用されている。 サイズアップの効果は室内空間にも反映されていて、着座位置が低めになった前席は、しかし横方向の余裕が大幅に増した。アウディの特徴だったブレーキペダルとアクセルペダルの高さの差が小さくなり、踏み換えがしやすくなったのも、多くのユーザーにとって朗報だろう。 後席は更に大型化の効果が顕著で、レッグルームは29mm拡大され、実際に膝まわりや横方向の余裕を確実に増している。ラゲッジスペースも480リッターとセグメント最大級の容量を持つことになった。室内スペースが広がったことは、これだけサイズアップしているのだから半ば当然ではある。しかし圧倒的なクオリティ、充実した装備と相まって実現した快適性の高さは、やはり大いにアピールすることになるはずだ。
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