自動車のことならcarview

試乗レポート   【 海外試乗 】

アウディ
A5

レポート:島下泰久
写真:アウディ ジャパン
試乗ステージ:イタリア・ヴェローナ

【 A5 3.2FSI クワトロ 】

全長×全幅×全高=4625mm×1854mm×1372mm、ホイールベース=2751mm、車重=1535kg、駆動方式=4WD、エンジン=3.2リッターV型6気筒・直噴 [195kW(265ps)/6500rpm、330Nm(33.7kg-m)/3000-5000rpm]、トランスミッション=CVT ※データは全て欧州仕様

アウディ A5
アウディ A5

A5のボディサイズはCLS一回りより小さく、335iクーペよりわずかに大きい。1372mmの全高は、ライバルの2台(CLS=1430mm、335iクーペ=1425mm)より明確に低い。キセノンヘッドライトの下に白く発光するラインは8個のLEDによるデイタイムランニングライト。17インチのホイールは鍛造アルミ製で、タイヤサイズは224/50R17。トランク容量は455リッター。CD値は0.29。

アウディ A5

台形のCピラーは往年の名車オリジナル クワトロをイメージしたというが…写真のようにオリジナル クワトロはハッチバックボディだ。

11年ぶりの本格4シーター・クーペ

 アウディの走りが新しい時代を迎えた。彼らにとって11年ぶりとなる本格4シーター・クーペ、その名もA5のステアリングを握って、感じたのはそんなことだ。走り出して、まず唸らされたのが乗り心地。これまでのアウディの、高い接地感の一方で常に上下に揺すぶられる乗り味から一転、ボディをフラットに保ったまま足がしなやかに動く、上質なタッチを実現しているのだ。

 フットワークも素晴らしく心地良い。ステアリングの効きはきわめて正確で、指1本分の舵角から思い通りに反応してくれる。コーナリング中にも、従来のように鼻の重さを意識させることなく、優れた前後バランスを実感させるニュートラルなハンドリングを堪能させてくれるのである。

 詳しくは後で再度触れるが、こうした変化はパッケージングの刷新によってもたらされたものだ。現行のA4などのようにエンジンをフロントタイヤのさらに前、車体前方ギリギリに積むのではなく搭載位置を後退させ、前後オーバーハングを短縮するなど、クルマの基本骨格自体をイチから見直すことで、これまでとはまったく別物の走りっぷりを獲得してみせたのだ。

 日本ではじり貧のクーペ市場だが、ヨーロッパでは大人のためのクーペに対する需要が逆に高まっている。ラインナップ拡大を続けるアウディも、いよいよここに参入したわけだが、ドイツの他のプレミアムブランドは、BMWが3シリーズ・クーペ、メルセデス・ベンツがCLKをこのクラスに投入して、すでに確固たる位置を築いている。それだけにこのA5、パッケージングにしてもデザインにしても力の入りようは半端ではないが、その注力ぶりには、このA5の車体の基本骨格が、次世代のA4やA6などアウディの主力モデルにも続々採用されるからという理由も、実は込められている。

 つまりこのA5を見れば今後のアウディを占うことができるということ。そして結論から先に言えば、それは大いに期待できるものになりそうだ。

Page1

11年ぶりの本格4シーター・クーペ

Page2

アウディ バルブリフト システム

Page3

日本での発売時期と価格は?
愛車無料査定
1. クルマの種類を選択してください
2. 郵便番号を入力
-
企業情報プレスリリースIR採用情報広告掲載アフィリエイト加盟 車査定会社一覧加盟店募集ヘルプ利用規約carview トップページ
© 2012 Carview Corporation All rights reserved.
本サイトは株式会社カービューによって運営されています。 掲載されている情報はメーカー各社により予告なく変更される場合がございますのでご注意ください。
カービューおよびみんカラの名称、ロゴマークは、株式会社カービューの登録商標です。Webサイト上のロゴ等の知的財産権は権利者に帰属します。
株式会社カービュー 東京都公安委員会許可 第301050408070号