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試乗レポート   

アウディ
TT ロードスター

レポート:生方 聡
試乗ステージ:小田原周辺

【 2.0TFSI 】

全長×全幅×全高=4180mm×1840mm×1365mm、ホイールベース=2465mm、車重=1410kg、駆動方式=FF、エンジン=直噴2.0リッター直列4気筒DOHCインタークーラーターボ[147kW(200ps)/5100-6000rpm、280Nm(28.5kg-m)/1800-5000rpm]、トランスミッション=6速Sトロニック、車両本体価格=479万円

アウディ TT
アウディ TT

スタイリッシュな幌をもつボディの空気抵抗係数はTTクーペの0.30に対して0.32。対するライバルはZ4=0.32、ボクスター=0.29。オートライト機能やカミングホーム/リービングホーム機能はTTロードスターにのみ標準で、クーペには設定されない。バイキセノンヘッドライトも標準。

アウディ TT

全長×全幅はTTクーペと同サイズだがリアにハッチゲートを持つクーペに対して、ロードスターは通常のトランク。2.0TFSIのテールパイプは左側2本出し。

アウディ TT

クーペでは屋根の下に隠されたインテリアも、オープンにすれば存分に見せつけられる! エアベントベゼルのアルミ調メッキや樹脂パーツの緻密な仕上げはアウディの真骨頂。

今度のTTはオープンでこそ生きる!

 試乗会でもらった新型TTロードスターのミニカーを眺めていたら、このクルマ、カッコいいのか悪いのか、わからなくなってきた。そういえば、実車を近くからまじまじと見たときもそう思った。これが旧型だったら、そんなふうには感じないだろう。どこをとっても個性的なデザインの旧型TTロードスター。そのイメージを受け継いではいるけれど、旧型ほど強い主張を感じないのが新型TTロードスター。だから旧型のファンが、新型にどこか物足りさを覚えるのもわかるような気がする。

 けれども、風景のなかで新型を眺めると、主張しすぎない端正な佇まいに、旧型とはまた違う種類の存在感が発見できるわけで、やはりこのクルマはカッコいいんだと確信した私である。自己完結する旧型に対し、外とつながった途端にクルマの魅力が湧き出してくる新型。それはインテリアにもあてはまり、運転席からじっと見つめていると整然としているだけの、どちらかといえば無機質なコクピットも、ソフトトップを降ろして日の光を入れてやるだけで、エアベントのシルバーのリングは生き生きと輝き出し、それをちょっと離れて外から覗くときのカッコよさといったら、なかなか真似できるものではない。

 そういう意味では、クーペよりもロードスターのほうが外とつながりやすいだけ“見せ場”は多いはずだ。たぶんこのあたりに、私がクーペよりロードスターに惹かれる理由があるのだと思う。

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今度のTTはオープンでこそ生きる!

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軽さこそTTロードスターの命

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数々のハイテクデバイス

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汗をかかないスポーツカー
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