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試乗レポート   

フォード
エクスプローラー・
スポーツ トラック

レポート:岡崎五朗
写真:吉田宏隆
試乗ステージ:朝霧高原

【 XLT 】

全長×全幅×全高=5370mm×1870mm×1840mm、ホイールベース=3315mm、車重=2230kg、駆動方式=4WD、エンジン=4.0リッターV6SOHC [157kW(213ps)/5100rpm、344Nm(35.1kg-m)/3700rpm]、トランスミッション=5速AT、車両本体価格=398万円

フォード エクスプローラー・スポーツ トラック
フォード エクスプローラー・スポーツ トラック

1870mmの全幅や前1550mm/後1580mmのトレッドはエクスプローラーと同じながら、ホイールベースは425mm延長され、ダブルキャブの空間とカーゴスペースを確保。それに伴い、キャビンフロア下にクロスメンバーを追加、ドライブシャフトも2ピース化してハンガーを設置するなど、ボディ構造を強化している。スポーツ・トラックのノーズはエクスプローラー エディーバウアーXLTに準じる。

フォード エクスプローラー・スポーツ トラック

サスペンションは前後ダブルウィッシュボーンで、リアはトレーリングアームを持つ。フロントはもちろん、リアのフェンダーも大きく張り出しボリューム感を演出。

アメリカ人とピックアップトラック

 アメリカ人の嗜好にもっともフィットし、かつアメリカ人の生活にもっとも深く入り込んでいるのがピックアップトラックだ。ガソリン価格高騰を背景に、ここ数年は販売不振が伝えられてきているが、中西部や南部を中心とした地域では依然としてピックアップトラックが売れ続けている。フォード・ジャパンは現在「Drive Route66キャンペーン」を展開しているが、サンタモニカからシカゴまでをつなぐかつての幹線ルート「ルート66」沿いは、まさしくそういった地域である。

 もちろん、燃費の悪さはユーザーの財布を直撃する。しかしそれでもなお、ピックアップトラックを手放せない人がアメリカには大勢いる。フォードのベストセラーSUVであるエクスプローラーは同社の売り上げの9%であるのに対し、大型ピックアップトラックは実に33%!を占めているのである。SUVは乗用車やクロスオーバー車で代用できる。しかし、キャラクター面でも実用面でもピックアップトラックに代わるものはない。おそらくこの部分が、SUVと比べてピックアップトラックの落ち込みが小さい理由だろう。もちろん、大型ピックアップトラックに乗っていた人が中型に、中型に乗っていた人が小型に、という流れは確実にある。しかしアメリカ人のDNAにしっかりと根付いてしまったピックアップトラックという乗り物を、この先彼らがそう簡単に諦めるとはちょっと考えにくい。

 今回試乗したのは、6月20日から日本で販売が始まったエクスプローラー・スポーツ・トラック。初代の登場は2001年で、現行モデルは2006年にフルモデルチェンジした2代目にあたる。

【 エクスプローラー・スポーツ トラック 】

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