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試乗レポート   

ホンダ
軽3車種乗り比べ

レポート:まるも亜希子
写真:荒川雅臣
試乗ステージ:東京プリンスホテル周辺

【 バモス Lターボ 】

全長×全幅×全高=3395×1475×1755mm、ホイールベース=2420mm、車重=1030kg、駆動方式=4WD、エンジン=0.66リッター・直列3気筒SOHC(64ps/6000rpm、9.5kg-m/3700rpm)、トランスミッション=4速MT、価格=169万500円

ホンダ 軽3車種乗り比べ
ホンダ 軽3車種乗り比べ

バモスの特徴がエンジン配置。エンジンを後席床下に置いたMR(ミッドシップ・リアドライブ)で、フラットフロア&広いカーゴスペースを実現している。またフロント部分が全てクラッシャブルゾーンになる事で衝突安全性にも優れているという。新たに設定されたL・ローダウンとLターボ・ローダウンは、ベースモデル比で前−25mm、後−20mm。

ホンダ 軽3車種乗り比べ

限定車のトラベルドッグバージョンは、L・ローダウンとLターボ・ローダウンをベースに撥水・消臭機能付きシート表皮&ドアライニング、制菌・防臭・防ダニフロアカーペット、ワイパブルマット、専用ステッカー、専用のペットシートマットのほか、散歩用のトートバッグ、などを装備する。

ユーザーボイスに応えて愛犬仕様まで

 人も荷物もたくさん載せられるワンボックスと、小回りの利く軽自動車、2台持てたら言うことない。でも、それが1台で済めばもっとイイじゃん、というユーザーにウケているのがバモスである。直線を基調とした精悍さの中に、どこかトボケた味のあるユーモラスなスタイリングにも、固定ファンは多い。事実、登場から8年目を迎えてもフルモデルチェンジに踏み切れないのは、このデザインを超えるのが難しいからだと、開発者もこぼす。

 NAとターボが用意されるエンジンは、ライバル車が前席下に置くのに対し、バモスは床下のちょうど真ん中に置かれている。そのため車体前後の重量バランスが良く、安定した挙動を得ることができる。また後席の足元も広くなり、スライドがなくても余裕のスペースだ。もちろん荷室は広大で、使いこなすためのパーティションキットが用意されるほど。ルーフが105mm高くなっているバモスホビオになると、フックやクロスバーまであり、その組み立てからDIY並みに楽しめる。

 このキャラクターだから、アウトドアスポーツやキャンプなどの趣味に活躍するのはもちろん、ペットとのドライブもご機嫌だ。以前ホビオに登場して好評だった「トラベルドッグバージョン」が、期間限定でバモスにも設定された。撥水・消臭シートやマット、後席をペット用空間に変身させるカバーなどが装備され、飼い主のストレスもペットの不安もなくすフレンドリーさはバモスならでは。ただ、ことフォーマルな場になるとそのキャラクターが裏目に出てしまうため、ホテルのエントランスなどでも浮かないオトナなバモスとして、ローダウンバージョンも登場した。

 こうしたユーザーの声を真摯に受け止め、反映していく姿勢は、ホンダの軽自動車全体に通じるもの。公式サイトに設けられた「ユーザーズボイス」コーナーや、オーナー向けのイベントなどで、ユーザー同士の情報交換が活発なのも特徴だ。そんなアットホームなカーライフが手に入るのは、ホンダの軽の大きな魅力である。

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