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試乗レポート   

ジャガー
XKR & XKRコンバーチブル

レポート:吉田 匠
写真:小林俊樹
試乗ステージ:箱根

【 XKR Coupe 】

全長×全幅×全高=4790mm×1895mm×1320mm、ホイールベース=2750mm、車重=1740kg、駆動方式=FR、エンジン=4.2リッターV型8気筒DOHC・スーパーチャージャー [313kW(426ps)/6250rpm、560Nm(57.1kg-m)/4000rpm]、トランスミッション=6速AT、車両本体価格=1330万円

ジャガー XKR & XKRコンバーチブル
ジャガー XKR & XKRコンバーチブル

新型XKの登場からおよそ1年を経て登場したXKR。アルミモノコックボディの採用により旧型比およそ70kgのダイエットに成功。フロント部では、ボンネットルーバーをはじめとして、専用アルミニウム仕上げとメッシュグリルが奢られるのが特徴。

ジャガー XKR & XKRコンバーチブル

ナビゲーションを標準化するなど、装備が充実した一方で、価格は先代比30万円安く戦略的な価格設定となったコンバーチブル(クーペは先代比70万円高)。

メッシュグリルが象徴する“R”の意味

 ジャガーXKR。レースに出るためのホモロゲーションモデルではないが、“R”の文字はなぜか熱い走りを予感させる。と同時に、なにやらワルなイメージも連想させる。いずれにせよ、ジャガーXKというだけで確実にインパクトがあるのに、そこに“R”を加えてさらなる迫力を加えたジャガースポーツの高性能バージョン、それがXKRだ。

 その“R”の部分を象徴するのがフロントグリルとその下のエアインテークに張られたメッシュ、およびフロントフェンダーに加えられたエアアウトレットである。特にメッシュのグリルとインテークは、前からパッと見た瞬間に高性能を予感させて、普通のXKとの違いを鮮明に認識させてくれる。昔からイギリスの高性能車には網目グリルのクルマが多かった。だから英国車の網目グリルをナメてはいけない。ただし近頃のジャガー、サルーンのXJにメッシュグリルを多用しているのが若干気になるが…。

 その網目グリルとフェンダーサイドのエアアウトレットが象徴しているのは、304psと421Nmを生み出すXKの4.2リッターV8に対して、スーパーチャージャーによる過給を加えることで426psと560Nmを叩き出すに至ったエンジンと、そのハイパフォーマンスに合わせて諸々強化されたシャシーに他ならない。つまりXKRの金網グリルは、「こいつはタダモノじゃないんだぞ!」の極めて効果的な意思表示なのである。しかもその意思表示のなかには、クーペが1330万円、コンバーチブルが1440万円という、普通のXKのちょうど200万円増しのプライシングの威力も含まれていると考えていい。

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メッシュグリルが象徴する“R”の意味

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アルミモノコックボディの恩恵

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フットワークに抜かりなし

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ロック親爺とXKR
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