もうすぐ注目の日本デビュー
トランスアクスル+カンビオコルサのグランスポーツ系と比べると、刺激が少なくなったという見方もできるかもしれない。でも、そういう強烈な刺激が欲しいのなら、フェラーリを選べばいいのではないか。V8エンジンの咆哮、俊敏な回頭性、それにトルコン式ATながらステアリングパドルで歯切れのいいシフトが決められるトランスミッション。このサイズの4座スポーツGTとして、充分に刺激的なクルマだと僕は思った。しかもそれでいて、毎日の足に使ってもドライバーを疲れさせないであろう洗練された乗り心地と、ワインディングロードで腰の座ったハンドリングを手に入れたのだから、グラントゥーリズモはマセラティのブランドに相応しい大人のスポーツGTであるといっていい。 東京モーターショーの時期に日本で正式デビューを果たすはずのマセラティ・グラントゥーリズモ、噂されるベーシックプライスは1500〜1600万円前後というから、かなり妥当なものである。2000万円弱のラグジュアリーGTのカテゴリーにまたひとつ、イタリアはモデナから魅力的なアイテムが投入されてきたわけである。
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