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試乗レポート   

トヨタ
ヴァンガード

レポート:五味康隆
写真:吉田宏隆
試乗ステージ:ハイランドリゾートホテル周辺

【 350S Gパッケージ 】

全長×全幅×全高=4570mm×1855mm×1690mm、ホイールベース=2660mm、車重=1700kg、駆動方式=4WD、エンジン=3.5リッターV型6気筒DOHC [206kW(280ps)/6200rpm、344Nm(35.1kg-m)/4700rpm]、トランスミッション=5速AT、価格=334万9500円

トヨタ ヴァンガード
トヨタ ヴァンガード

フロントグリルの横バーはメッキ加飾、全車標準の前フォグランプは外周を金属塗装するなど各所で高級感を演出している(メイン画像参照)。ターンランプ付きサイドミラーは前後確認用の補助ミラーを全車に装備。写真の3.5リッター車にはカラードオーバーフェンダーと18インチが標準だ。

トヨタ ヴァンガード

RAV4に標準だったバックドア付きスペアタイヤは廃止され(ヴァンガードにはオプションで5万4600円〜設定可)、全車にパンク修理キットが標準となる。ドアは左開きのまま。

RAV4ベースの“高級SUV”

当初、ヴァンガードはRAV4のストレッチ(全長を延長した)モデルだという情報を得ており、そのイメージを抱えたまま試乗会場へと足を運んだのだが…実車に触れて見て「RAV4のストレッチモデルと捉えてはならない」と感じたのだ。

 正確には、共有パーツも多く、RAV4がベースになっていることは否定できない。だが、ホイールベースは100o延長されるとともに、全長はRAV4の4335oから4570oへと拡大。サイドフォルムの存在感が増している。フロントフェイスは切れ長の“つり目”調ヘッドランプとグリルのデザインにより、RAV4のかわいらしい雰囲気とは対照的な、シャープで精悍な印象を受ける。リア周りのデザインがRAV4をイメージさせるのが残念ではあるが、総合的に見ると、明らかにRAV4とは違うクルマとして仕上げたトヨタの意図が読み取れる。

 さらに、RAV4とは違うと確信させられた極め付けが、広報資料に記載してあった「アクティブ&ラグジュアリー」「高級SUV」の文字。RAV4をベースにしながら、どのように“高級”を表現したのか気になる所だ…これからその点を詳しくお伝えしていこう。

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