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試乗レポート   

ボルボ
C30

レポート:森口将之
写真:吉田宏隆
試乗ステージ:千葉〜幕張

【 2.4i Aktiv 】

全長×全幅×全高=4250mm×1780mm×1430mm、ホイールベース=2640mm、車重=1420kg、駆動方式=FF、エンジン=2.4リッター直列5気筒DOHC [125kW(170ps)/6000rpm、230Nm(23.5kg-m)/4400rpm]、トランスミッション=5速AT、車両本体価格=285万円

ボルボ C30
ボルボ C30

絶対的な容量は大きくないものの、使い勝手はなかなかイイ。リヤシートを倒せば、長尺モノも搭載可能。

ボルボ C30

限定モデル「T-5 Sport Design」にも装着される専用ボディキット。写真のシャドーブルーメタリックのほか全4色で、ツートンにコーディネイトできる。

ストライクゾーン

 2.5リッターターボは2000rpmあたりでおだやかに立ち上がり、豪快なダッシュを見せつけるが、それを駆使して疾走しようとは思わず、過給エンジンならではの柔軟性を生かしてクルージングしたくなる。試乗したT-5はスポーツサスペンションを組み込み、標準の16インチに代えて17インチタイヤを履いていた。そのため乗り心地はやや固めだが、ダイレクトなショックはない。ただしコーナーでは、グリップレベルはAktivより上だが、前が重い感触は残っている。ホットハッチのような切れ味の鋭さではなく、あくまでボルボというブランドの中での俊敏性を表現している感じだ。

 でも、こういう仕事に就いているからハンドリングの楽しさを求めてしまうけれど、もし自分が違う立場だったら、デザインがカッコよくて走りが快適で価格が適正ならオッケー、となっていた可能性が高い。となるとC30、ストライクゾーンなのである。

 正直いままでのボルボではこういう気持ちにならなかった。それはファミリーカーだったからだ。でもC30はパーソナルクーペ。それがいまの自分の生活にフィットする。他のボルボと方向性が違うから、エントリーモデルなのに格下感がないのもプラスのポイントになる。もちろん買うならAktiv。ただしオーディオはT-5用のDYNAUDIOと差があるので、そちらにグレードアップしたい。「もしも」の自分はそこまで、帰りの電車の中で考えてしまった。ところで冒頭の彼女は、その後決断に達したのだろうか…。

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