自動車のことならcarview
  試乗レポート   
ポルシェ
911 カレラ4 & カレラ4S 
レポート:吉田匠
取材協力:ポルシェ ジャパン
試乗ステージ:モナコ&チュリニ峠
【カレラ4S スペック】
全長×全幅×全高=4427×1852×1300mm、ホイールベース=2350mm、車重=1475kg(6速MT)/1515kg(5速AT)、駆動方式=4WD、エンジン=3.8リッター水平対向6気筒・DOHC(355ps/6600rpm、40.8kg-m/4600rpm)
ポルシェ  911 カレラ4 & カレラ4S
ポルシェ  911 カレラ4 & カレラ4S
スポーツカー好きにとって永遠の憧れである911。意外に感じられるが、先代「タイプ996」では生産台数の50%以上が4WDモデルだという。
ポルシェ  911 カレラ4 & カレラ4S
この「タイプ997」は丸型のヘッドライトやバンパーなど、最後の空冷モデル「タイプ993」を彷彿とさせる先祖返り的なデザインを採用した。
ポルシェが4WDモデルを出した意味
 ポルシェが最初に世に出した911ベースの4WDモデルは、1987年の959だった。しかし959は、当時のポルシェの持つ先端技術のすべてを搭載したある意味でコンセプトカーのような存在で、生産台数は総計283台と少なく、プライスも当時の日本で数千万円という非現実的なものだった。

 したがって、量産モデルとして911初の4WDバージョンといえるのは、89年モデルとして88年秋にデビューした911カレラ4ことコードネーム 964カレラ4だった。964というのはビッグバンパーを持つ930シリーズの後継モデルとして各部が大幅にモダナイズされたボディシリーズで、翌年には後輪駆動、つまり2WDのカレラ2が追加されるが、まずはフルタイム4WDのカレラ4が市販に移されたのだった。プラネタリーギア式のセンターデフによる前後駆動力配分は31:69の固定と、クルマの動的前後重量配分にほぼ等しい数値に設定され、電子制御多板クラッチによるデフロックが補助的に備えられていた。

 ポルシェが964カレラ4で目指したのは、天候や路面状況に左右されずに高速を維持してグランドツーリングできるオールラウンドなGTであり、当時まだ200km/hオーバーの領域では完璧とはいえなかったリアエンジン配置による直進性を、4WDによって大幅に改善することにあったといっていい。

 88年当時、私は南仏ニースで開かれた964カレラ4のプレス試乗会に参加し、高速での素晴らしい安定性を体感することができた一方で、タイトベンドの続くアルプスのワインディングロードを飛ばすと、強めのアンダーステアが顔を出すクルマであることも実感させられたのだった。964の次期モデルである993以降、カレラ4のセンターデフはビスカスカップリング方式に変更され、タイトコーナーでのアンダーステア傾向は大幅に改善されるが、ポルシェが4WDに込めた思いは、964カレラ4へのそれと基本的に変わっていないと思う。

NEXT >>
Page1 ポルシェが4WDモデルを出した意味
Page2 エクステリアとメカニズム
Page3 コクピットに収まって
Page4 AT仕様のカレラ4に試乗
Page5 MT仕様のカレラ4Sに試乗
ポルシェ 911 中古車検索はこちら
【 911 カレラ4 & カレラ4S 】 >> カタログ情報 >> ユーザーレポート >> 掲示板 >> 新車見積り
【関連記事リンク】  
  ポルシェ 911カレラ/カレラS(タイプ997)   ポルシェ ボクスター   ポルシェ 911カレラ(タイプ996)
試乗レポート一覧
愛車無料査定
1. クルマの種類を選択してください
2. 郵便番号を入力
-
企業情報プレスリリースIR採用情報広告掲載アフィリエイト加盟 車査定会社一覧加盟店募集ヘルプ利用規約carview トップページ
© 2012 Carview Corporation All rights reserved.
本サイトは株式会社カービューによって運営されています。 掲載されている情報はメーカー各社により予告なく変更される場合がございますのでご注意ください。
カービューおよびみんカラの名称、ロゴマークは、株式会社カービューの登録商標です。Webサイト上のロゴ等の知的財産権は権利者に帰属します。
株式会社カービュー 東京都公安委員会許可 第301050408070号

オます call c_Page.WriteFooter() %>