アルファロメオ MiTo

MiTo

【 MiTo コンペティツィオーネ 】
全長×全幅×全高=4070mm×1720mm×1465mm
ホイールベース=2510mm
車両重量=1260kg
駆動方式=FF
エンジン=1.4リッター直列4気筒DOHC・ターボ
最高出力=99kW(135ps)/5000rpm
最大トルク=190Nm(19.4kg-m)/4500rpm
オーバーブースト時:230Nm(23.5kg-m)/1750rpm
トランスミッション=6速デュアルクラッチ(Alfa TCT)
車両本体価格=292万円
発売日=2010年10月5日

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アルファロメオ MiTo 試乗レポート

スポーツ好きで欲張りなヤングパパに

2010/11/03 掲載
レポート:小沢 コージ special blog
写真:篠原 晃一
試乗ステージ:芦ノ湖スカイラインなど

 「リアシートが分割式になったとか、ミッションがツインクラッチになったとか、その程度のことですけどね…」 彼がそうツブやいた時、頬がちょっと引きつきかかったのを、俺は見逃さなかった。そう、新たにTCTを積んだアルファロメオ・ミトのマイナーチェンジ試乗会でのことである。

アルファロメオ MiTo

最新ミトでは、1.4リッター直4「マルチエアエンジン」、6速乾式デュア...

アルファロメオ MiTo

TCT仕様の最上級グレード「コンペティツィオーネ(292万円)」の内装...

 そもそもミトは、スマートな外観とはウラハラにかつてないほど欲張りな存在だと私は思う。去年、国内発売が開始されたイタリアンコンパクトだが、日本でも使いやすい5ナンバーボディの4〜5人乗りハッチバックにして、スポーティなエンジンと足回り、ステアリング特性をきっちり詰め込んである。そしてなにより“アルファロメオ”! 

 かのエンツォ・フェラーリにして、「母」と呼ばせた、至高のイタリアンブランド。最近は実用車が多いが、知っての通り、ミトのエクステリアはあのフェラーリ・エンツォも唸らす最新スーパーカー、8Cコンペティツィオーネの縮小版。伸びやかさは比べるまでもないが、三角丸目のヘッドライト、張り出したキュートな頬、リアランプはそっくり。8CのチョロQ版と言ってもいい。

 つまりスタイル、走り、実用性、そしてブランドイメージ。すべてをこの小さなボディに詰め込もうという、ある種の凝縮性がこのクルマの白眉なのだ。もちろん日本にもインプレッサWRXやランエボなど、実用とスポーティさを兼ね備えたモデルはあるが、ことファッショナブルさでは全く敵わない。というか比べる方が申し訳ない。

 ベースは確かにフィアット・グランデプントと一緒だが、そこはイタリアンマジック。彼らのテクニックをもってすれば、「リアルアルファ」にすることも可能。しかもそれでいてお値段300万円以下。要素を考えるとある意味安いのだ。そこにおそらく彼も惹かれたわけである。そう、carviewでも人気沸騰中の若手ヒョーロンカ、河口まなぶ君もだ!

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