【海外試乗】  アウディ Q7

Q7

【 3.0 TDI・ULEV仕様 】
全長×全幅×全高= 5085×1985×1740mm
ホイールベース=3000mm
駆動方式=4WD
エンジン= 3.0リッターV型6気筒直噴 ターボディーゼル
[165kW(221ps)、 550Nm(56.1kg-m)/ 1750-2750rpm] 
※ボディ数値は国内ガソリン モデル、エンジン数値は
日本導入予定モデルより。

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アウディ Q7 試乗レポート

世界一厳しい排ガス規制

2009/01/23 掲載
レポート:川端 由美special blog
写真:アウディジャパン
試乗ステージ:アメリカ西部

 2010年、アウディが日本でクリーン・ディーゼルを発売する。「世界中のどこで走るアウディも、同じようにクリーンであること」を前提に、世界一厳しいカリフォルニア州の排ガス規制、TierIIBIN5をクリアする「Q7(ULEV仕様)」を、ひと足先にアメリカで発売し、後に日本にも導入するのだ。

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 なぜ、今、ディーゼル車を発売するのか。日本やアメリカからディーゼル乗用車が消えた約10年の間に、コモンレールやDPFの発明により排ガスがクリーンになった。ピエゾ燃料噴射装置の開発でノイズが格段に下がり、可変バルブターボによって低速域からでも自在にトルクを得られるようになった。

 そして今、ヨーロッパで走行性能を鍛えられたディーゼル車は、アメリカや日本を目指すことで環境性能を高めつつある。アウディが今回、NOxの後処理技術として採用した尿素SCRは、ディーゼル車の最大の魅力である燃費性能を削がずに排ガスをクリーンにできることから、欧米では今後の主流になりつつある。

 しかし、尿素SCR技術には尿素タンクの搭載スペースや尿素水の補給に関するインフラの整備といった課題がある。もちろんアウディでも、A3以下のモデルでは、尿素を必要とせず、コスト・コンシャスなリーンNOx触媒の検討も行なっている。

 そのニュースが流れた数週間後、アウディのディーゼル車に乗ってアメリカ大陸を横断しないかという誘いを受けた。日本では、2010年まで待たなければステアリングを握れないアウディの最新ディーゼルに乗れることに胸が躍った。一方で、日本同様にディーゼル車に対して悪いイメージがあり、かつガソリンより軽油が高いアメリカでディーゼル車が受け入れられるかどうか、実際に現地の反応を肌で感じるチャンスだと思った。

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