成田を夜出発するエールフランスAF277便でパリのシャルル・ド・ゴール空港に早朝着。その後乗り継いでミュンヘンへ、さらにミュンヘンからのチャーター便でオーストリアのクラーゲンフルト空港に到着したのは午後2時のこと。家を出てから24時間以上が経過して、ようやく目的地についた。
しかも驚かされたのは試乗会の開催場所。2月のオーストリアはご想像の通り、とても寒い場所である。なぜここで新型MINIコンバーチブルの試乗会を? と不思議に思っていると、飛行機から降りたところのカウンターで全員にダウンジャケットとフリースキャップが手渡されているではないか! しかも、そのカウンターにはこんな文字が…、「ALWAYS OPEN」。ヤラれた! と思った。2月で極寒のオーストリアだからこそ、MINIのスタッフたちは新型MINIコンバーチブルの試乗会場に選定したのである。欧州のユーモアの凄さに、ちょっとのけぞった。なぜなら外には雪さえチラついていたのだから…。
こうしてはるばる日本からやってきた我々は、文字通り息つく間もないばかりかシャワーを浴びる間もなく、新型MINIコンバーチブルと対面した。でも、そんなハードスケジュールに加え、アンビリーバブルな状況に、なんだかとてもワクワクしてきたのだ。試乗車は全てクーパーSの6速MT仕様。ボディカラーも全て、インターチェンジイエローと呼ばれる新色で統一され、ボンネットには2本のブラック・ストライプが走り、足元には艶消しブラックがイマドキな17インチホイール&タイヤを装着していた。
そんな見た目のヤンチャも手伝って、さらにワクワクした気分でコックピットに収まり、早速オープンに。操作は先代モデルと同じで、スイッチを1段操作するとキャンバストップ的に開き、さらに1段操作するとフルオープンとなる。そして実際に開けてみると…。