ロードスターは、すでに国内でも価格を含め正式発表されているミニ6番目のモデル。3月から予定されている市場導入を前に、ポルトガルのリスボン近郊で試乗をする機会があったので報告しよう。ちなみに、ミニは4シーターのコンバーチブルも販売中。けれども、このロードスターはミニ初の2シーターオープン。ボディ全高が25mm低く(全長と全高は標準モデルとほぼ同じ)フロントウインドーは13度後傾。小さなトランクリッドが設けられているためもあり、見た目にもスポーツカーらしさが強調されている。
さっそくソフトトップを開け放つ。手動式だが室内側前端にあるロックを外し、後方へ放り投げるようにすればロールバーの後ろにキレイに収まる。収納の際にもロックが必要で、室内からそれを押し込むには不自然な体勢を強いられるものの慣れればどうにかなりそう。室内側前端のロックを外した後で車外に出れば、女性でも10秒以内で簡単にフルオープンにすることができる。ちなみに、ロック操作以外を電動化した仕様もオプションで用意されるとのことだけれど、取りあえず日本仕様は手動式となるはずだ。
さすがに開放感は抜群。フロントウインドーが低いだけに、運転中も素通しの景色が視界に入る。しかも、大西洋岸では風が心地よい気流となって室内を抜けるだけに、観光ドライブ的な走りでも速度感が増幅されるので気分はゴキゲン。試乗したクーパーSは1.6リッターの直4・直噴ターボエンジンを搭載し、わずか1600回転で24.5kg-mもの最大トルクを発揮するだけに、こうした走りでも十分な余裕が実感できることも魅力だ。