【短評】  シボレー キャプティバ

キャプティバ

【 Captiva 】
全長×全幅×全高=4690mm×1850mm×1790mm
ホイールベース=2710mm
車両重量=1830kg
駆動方式=4WD
エンジン=2.4リッター直列4気筒DOHC
最高出力=123kW(167ps)/5600rpm
最大トルク=230Nm(23.4kg-m)/4600rpm
トランスミッション=6速AT
欧州複合モード燃費=9.3L/100km(≒10.75km/L)
車両本体価格=354万円
発売日=2011年7月30日

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シボレー キャプティバ 試乗レポート

ユニークな多国籍モデル

2011/08/16 掲載
レポート:河口 まなぶspecial blog
写真:菊池 貴之
試乗ステージ:品川シーサイド周辺

 イマドキのグローバル・ブランドであるシボレーを知るのに、日本上陸を果たしたばかりの新世代モデル「キャプティバ」は格好の教材だ。その誕生プロセスから商品キャラクターまでを紐解くと、このブランドとモデルがまさにイマドキのものだとスッと腑に落ちる。

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 シボレーと聞くとアメリカのドメスティック・ブランドをイメージする人も多いだろうが、実は相当のグローバル・ブランドなのである。昨年の実績で見ても、シボレーだけで実に426万台を売り、世界でなんと4番目に売れている。ここでは“GMとして”ではなく“シボレーとして”というのもポイント。トヨタ、VW、フォードのベストスリーに続く4位にシボレー、5位は日産…しかも昨年はこのトップ5ブランドの中で、唯一シボレーだけがシェアを伸ばしており、これに貢献したのが今回のキャプティバをはじめとした新世代モデル…という話は、おそらく多くの人にとって初耳ではないだろうか?

 では、そんなシボレーの躍進を支えるキャプティバの、どの辺りがイマドキなのか? まずユニークなのは、その成り立ちだ。スタイリング&デザインは北米と韓国、技術開発は北米/韓国/欧州/メキシコ、パワートレーンは北米とオーストラリア、製造工場は韓国/ロシア/中国/タイ/エジプトといった具合で、実に多くの国々が関わるのである。この辺りはまさにイマドキな多国籍モデルといえる。

 しかもキャプティバは成り立ちだけでなく、プロダクトとしても相当に今の空気を存分に感じさせる。「Cool・Fun・Freedom(かっこいい・楽しい・自由な)」といった言葉で象徴されるシボレー・ブランドは、プロダクト全般が誰もが手に入れやすい価格帯にある。また同時にライフスタイルに併せて多様な価値を見せる。それはまさに現代アメリカの文化を支えてきた、アップルやナイキ、Facebookといったブランドと感覚が近い。なぜならそれらは全てブランドそのものよりも“ライフスタイルへの融合”や“使い方”で光り輝く物や事だから。シボレーにはそんな雰囲気があり、キャプティバにはそうしたポテンシャルが備わっているわけだ。

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