シトロエン C3

C3

【 C3 Exclusive 】
全長×全幅×全高=3955mm×1730mm×1530mm
ホイールベース=2465mm
車両重量=1210kg
駆動方式=FF
エンジン=1.6リッター直列4気筒DOHC
最高出力=88kW(120ps)/6000rpm
最大トルク=160Nm(16.3kg-m)/4250rpm
トランスミッション=4速AT
10・15モード燃費=12.3km/L
車両本体価格=239万円
発売日=2010年5月6日

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シトロエン C3 試乗レポート

ここにいたんだ僕のエリカちゃん!

2010/06/03 掲載
レポート:小沢 コージ special blog
写真:小林 俊樹
試乗ステージ:横浜みなとみらい周辺

 ぶっちゃけた話、ここ20年、フレンチコンパクトと言えばプジョーだったと思う。80年代後半の、見て美しく、乗って楽しいプジョー205に始まり、爆発的だったのは後継206シリーズ。まさに“走る子猫”としか言いようがないそれは、可愛く印象的なスタイルに、しなやかな足回りと軽快な直4エンジン、適度なユーティリティを持ち、プジョーのオシャレイメージもあって日本でのみならず大爆発した。

シトロエン C3

2002年のデビューから初めてのフルモデルチェンジを受けた新型C3。女...

シトロエン C3

ドライバーの頭上後方まで大きく広がるゼニス・ウィンドウは、広大な視界と...

 しかし、残念ながら現行207はテイストに慣れてないのも大きいが、デザインがやや過剰気味で日本人心理にそぐわないのと、サイズがワールドクラスになって少し心が離れた。素直で可愛かった“エリカちゃん”は大好きだったけど、やや過剰でゴージャスな“エリカ様”はちょっとなぁというところか。別に嫌いではないのだが。

 そんな折りにふと出てきた2代目シトロエンC3。えぇ? こんなところに、僕の好みが育っていたとは…むかし目立たなかった隣のクラスの彼女が、いつのまにやらこんなに魅力的に! という感じだ。

 昔からシトロエンのコンパクトは、フランス車らしく個性的で楽しかったが、質が若干低かったり、デザインが難解すぎて、今一つメジャー路線に乗れないところがあった。それが今回、憑き物が落ちるように分かりやすくなり、魅力的になっているのだ。もしや先代C3あたりから始まったプジョー&シトロエンの合同戦略が功を奏しているのか、プラットフォームの共有化などで、走りや素材のクオリティがワンランクもツーランクもアップしているのと、デザインや味付けがインターナショナル化されて非常に理解しやすくなっている。

 これならプジョー207の良きライバルどころか、最新強力ジャーマン・コンパクト、BMW・MINIやVWポロにも十分対抗できるはず。その魅力を順を追って見ていこう。

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