【海外試乗】  マセラティ グラントゥーリズモ

グラントゥーリズモ

【 グラントゥーリズモ MCストラダーレ 】
全長×全幅×全高=4935mm×1915mm×1345mm
ホイールベース=2940mm
車重=1850kg
駆動方式=FR
エンジン=4.7リッターV型8気筒DOHC
最高出力=331kW(450ps)/7000rpm
最大トルク=510Nm(52.0kgm)/4750rpm
トランスミッション=6速セミAT
車両本体価格=2112万5000円

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マセラティ グラントゥーリズモ 試乗レポート

レースカーのDNAを引き継いだモデル

2011/07/21 掲載
レポート:佐藤 久実special blog
写真:マセラティ ジャパン

 クアトロポルテやグラントゥーリズモなどの現行モデルを見る限り、「マセラティ」に対して、スポーツカーというよりは高級かつラグジュアリーなブランドイメージを抱くだろう。

マセラティ グラントゥーリズモ

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マセラティ グラントゥーリズモ

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 だが、その歴史をひもとくと、マセラティはレーシングカーの製作会社として創設されている。マセラティ初のモデル「ティーポ26」は、1926年にタルガフローリオを制して鮮烈なデビューを飾り、その後も1937〜40年のタルガフローリオにおいて4年連続表彰台を独占。1939〜40年には8CTFでインディ500を連覇するなど、輝かしいレース戦歴をもつ。

 もっとも、そんな昔まで遡るまでもなく、昨年のFIA GT1選手権ではMC12が5勝してシリーズチャンピオンに輝くなど、日本でこそ馴染みはないが、現在も積極的なレース活動を展開し速さを見せつけている。

 さて、今回発表された「グラントゥーリズモMCストラダーレ」は、「グラントゥーリズモMC GT4」そしてワンメイクレース車両の「グラントゥーリズモMC トロフェオ」というレースカーのDNAを引き継いだモデルで、マセラティ史上、もっとも速く、もっとも軽く、もっともパワフルなモデルである。そして、マセラティとして初めて最高速度300km/hを超える301km/hを達成したモデルでもある。

 フロントマスクはほぼそのままレースカーを踏襲しており、ネーミングにもマセラティのモータースポーツ部門「マセラティ コルセ(MC)」の名が冠されるなど、「グラントゥーリズモS」をベースとしながらも、似て非なる存在であることが一目瞭然である。もちろんルックスだけでなく、徹底的に空力性能の向上が図られるなど、機能的な意味でのデザイン変更となっている。

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