メルセデス・ベンツ Cクラス

Cクラス

【 C350 ブルーエフィシェンシーアバンギャルド 】
全長×全幅×全高=4595mm×1770mm×1445mm
ホイールベース=2760mm
駆動方式=FR
エンジン=3.5リッターV型6気筒直噴DOHC
最高出力=225kW(306ps)/6500rpm
最大トルク=370Nm(37.7kg-m)/3500-5250rpm
トランスミッション=7速AT(7Gトロニック)
車両本体価格=680万円
※欧州仕様参考値

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メルセデス・ベンツ Cクラス 試乗レポート

2000箇所の変更で極まった“質感”

2011/07/13 掲載
レポート:小沢 コージ special blog
写真:菊池 貴之
試乗ステージ:小田原周辺

 最近のドイツ車のクオリティアップは凄い。販売世界ナンバーワンの“トヨタ越え”を目論むVWはもちろん、BMWもポルシェも例外なく製品クオリティを高めている。

メルセデス・ベンツ Cクラス

フロント周りは10kgの軽量化をもたらしたアルミニウムボンネット、ヘッ...

メルセデス・ベンツ Cクラス

LEDを多用したリアコンビネーションランプ。リアバンパーデザインも改め...

 これはおそらく日本にはないマインドで、日本車がエコ化やハイブリッド化に懸命になる代わりに、質感はキープどころか逆にチープ化してる? と思えるくらいなのに対し、ドイツ車は全く手を緩めてない。それどころかますます手応えを感じているようにも見える。“質感は世界を制す”のだと。

 実際、自分自身を振り返っても思うが、新興国はともかく、欧州や北米、日本のようなユーザーは必要以上に質感やコストに対する感覚が鋭い。だからエコ化やリサイクル化と同時に質感までダウンすると「やっぱり…」と思ってしまうが、逆にクオリティアップがなされていると「どんなミラクル使ったんだ!」「スゲェ!」となるのだ。

 結果、その感動はブランドロイヤリティとなって残るのである。これがいわゆる最近のcarviewジャーナリスト達が輸入車、特にドイツ車に関して感じる危機感であり、日本車との差の本質なのだと思う。

 ある意味、その象徴とも言えるのがこの新型メルセデス・ベンツCクラスなのかもしれない。デビューは07年と4年前で、今回は一応マイナーチェンジなのだが「2000箇所」とも言われる改良ポイントもさることながら、実際に見て、触って分かる質の向上が凄い。ヘタなフルモデルチェンジも真っ青な変更がなされている。

 分かり易いところで言うと、外板は鉄板以外はほぼ全て新しい。それどころか一部鉄板も新しくなっている。ボンネットは軽量化もあってアルミ化されているし、第一印象に効くヘッドライト、リアコンビネーションライト、前後バンパーもデザインが変わってよりアグレッシブになっている。

 インテリアもそうだ。ざっと目に付く部分、ダッシュボードやドアの上部トリム、インパネ中央部はデザインから素材まですべて変わっている。

 欧州車はモデルイヤーごとにどんどん細かく改良していくので、フルモデルチェンジ直前が最も買い時という説も根強いが、マイナーチェンジ後もまたしかりなのだ。では詳しく見ていこう。

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