パジェロといえばディーゼル、そんな時代があった。当時、このクラスにはトヨタ・ランクル、日産テラノといったディーゼルのSUVがひしめいており、スキー・ブームだったことと、軽油価格が60円台と破格だったことに後押しされて、必然的にSUVブームが生まれた。ユーミンの歌を聞きながら、苗場に向かっていた”あの頃”のことだ。
時は流れて、今またパジェロにディーゼルが復活した。ディーゼルが巷から消えて以来、一旦はガソリンのSUVやワゴンに乗り換えたけれど、やっぱりディーゼルを待ってました!と飛びつくユーザーの顔が見えるようだ。三菱も、パジェロがイケイケだった頃よ、再び、と思っているかもしれない。
結論から言えば、ディーゼルの良さを知っていて復活を待ってた人はすぐに買っても後悔しない出来だ。昔付き合ってたキャピキャピの女の子が、洗練されたいい女になって戻ってきたようなクルマだから、だ。
ディーゼルの乗り味を知らない人は、まずはここから先のインプレッションを読んで欲しい。ディーゼルに対する固定観念、つまりうるさい、汚い、走らないというイメージが払拭された最新のディーゼルを知って、目からウロコが落ちるはずだ。