2009年4月15日、今年初のニュルブルクリンク詣は日産GT-R尽くしとなった。
ことの発端は日産のGT-R開発チームの長である水野和敏氏が、GT-R09モデルのタイムアタックを公開で行うと発表したことだ。これを受け、日本からはいくつかのメディアが取材に訪れたわけだが、僕も「XaCAR」誌のスタッフとともに参加した。
実は“GT-Rでニュルを走る”のではなく“GT-Rのニュル・タイムアタックに立ち会う”と聞いていただけに、正直退屈かな? とも思った。タイムアタックに立ち会う=一カ所でことの成り行きを見届けるに過ぎないからである。ニュルブルクリンクに行くからには自身の手でノルドシェラエイフェを走らせてみたい…というのが本音だからだ。
もっとも僕はこれまでにノルドシェライフェを通算で300周程度しか走っていない“ビギナー”だから、超高性能なGT-Rでタイムアタックなんて、おこがましいのは充分承知している。でも安全な領域だけでも走らせてみて何を感じるか? は重要で、機会があれば僕がどう感じたかを読者の方々に伝えてみたい、とは思っている。
それはさておき、単にタイムアタックに立ち会うだけなのかと思いきや、太っ腹の水野氏はタイムアタックの前にGT-R09スペックの公道試乗と、GT-RスペックVのニュルブルクリンクGPコース内での試乗を用意してくれたのだった。
これには本当に感謝の意を表したい。なぜなら今回ドイツの公道でGT-Rを試乗したことで、GT-Rというクルマに対する考え方を少し改めたからだ。水野さん、ありがとうございました!