プジョー RCZ

プジョー RCZ

【 1.6 THP "200" 】
全長×全幅×全高=4287mm×1845mm×1359mm
ホイールベース=2612mm
車両重量=1366kg
駆動方式=FF
エンジン=1.6リッター直列4気筒DOHC
・ツインスクロールターボ
最高出力=147kW(200ps)/5500-6800rpm
最大トルク=275Nm(28.0kg-m)/1700-4500rpm
トランスミッション=6速MT
左ハンドル仕様
※数値はすべて本国仕様
車両本体価格=423万円

プジョー RCZ 試乗レポート

コンセプトカーよりもスタイリッシュ

2010/05/17 掲載
レポート:佐藤 久実special blog
写真:プジョー・シトロエン・ジャポン
試乗ステージ:スペイン・リオハ

 スペインの北方、リオハ。赤ワインの産地としても有名な地域である。パリ・シャルル・ド・ゴールからチャーター便でログローニョの空港に降りたち、バスで移動。車窓には延々と続くブドウ畑が広がる。そして、突如あらわれたサイケデリックなデザイナーズホテル。ショッキングピンクの波打つ屋根のインパクトが強烈だ。しかし、それに負けないくらいデザインコンシャスでひときわ存在感を放っていたのが、エントランスで私達を出迎えてくれた、プジョーの2+2コンパクトスポーツクーペ「RCZ」だった。

プジョー RCZ

初披露された2007年のフランクフルトショー2007年のフランクフルト...

プジョー RCZ

オールレザーで仕立てられたコクピットは、随所にクロームを奢って上質感も...

 RCZは、2007年のフランクフルト・モーターショーでコンセプトカーがお披露目され、2009年の同ショーで市販モデルが発表された。実物は、写真で見るより遙かにスタイリッシュでカッコ良かった。またサイズも、イメージしていたよりワイドでボリューム感がある。

 通常ショーモデルは、デザイナーのイメージが具現化されており、それがスポーツモデルであれば、なおさら、スタイリッシュでカッコ良さが強くアピールされている。しかし、量産される市販モデルとなると、法規のクリアであったり、燃費に影響する空力性能の考慮、衝突安全性能や生産効率など、あらゆる事情により“無難”なデザインになってしまうことも多い。ところがRCZは、むしろコンセプトカーより量産モデルの方がスタイリッシュと思えるほど、2年間でさらなる進化を遂げていた。

 今年からロゴを一新し、変革の年となるプジョー。その第一弾のクルマとなるのがRCZである。プジョーは伝統的に、モデル名称に3桁の数字を採用している。最近では一部4桁の数字もあるが、RCZはこの伝統を採用しない初めてのモデルとなる。さらに、初めて“プレミアム”コンパクトスポーツクーペと謳っていて、クルマに乗る前から新たなチャレンジの姿勢が伝わってくる。

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