ボルボ V70

V70

【 2.5T LE 】
全長×全幅×全高= 4825mm×1890mm×1545mm
ホイールベース=2815mm
車重=1750kg
駆動方式=FF
エンジン= インタークーラー付 ターボチャージャー
2.5リッター直5気筒DOHC [147kW(200ps)/4800rpm、
300Nm(30.6kg-m)/1500-4500rpm]
トランスミッション=6速AT
車両本体価格=498万円

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ボルボ V70 試乗レポート

クルマで旅するからこその醍醐味

2008/05/08 掲載
レポート:河口 まなぶspecial blog
写真:菊池 貴之
試乗ステージ:[1日目]関越道〜上信越〜北陸道
[2日目]金沢21世紀美術館、千里浜なぎさドライブウェイ他

 時間を忘れ、ついつい長居をしてしまった金沢を後にして、一路東京を目指した。帰路でもやはりV70の懐の深い優しい乗り味・走り味が身体に染み渡り、約200kmを事も無げに走れたほど。途中何度か運転を交代し、時折やってくる歯痛を、V70の走りで癒しながら、帰りは中央道を主に走ったのだった。

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 家に着き、2人に別れを告げた。僕は部屋に入り、心地よい疲れを感じつつフウッと息をつき昨日と今日を振り返った。

 やはりクルマでの旅はいい。決められたルートを通る公共機関では絶対に体験できない偶然の景色との出会いなどは、クルマで旅するからこその醍醐味だ。それを今回改めて痛感し、できればすぐにでも何処かへ旅立ちたい想いだった。

 同時に新型V70の走りに、改めて感じ入った。正直に言えば、初めて触れた新型V70は、これまで僕がボルボに感じていた不満を払拭していた。それが今回大きかったなぁと。価格的にも500万円以下で収まる2.5T LEは、実に僕が愛車とするC200コンプレッサー・アバンギャルドに近いが、そこにはドイツのセダンでは得られぬ、心を豊かにしてくれるようなゆとりが溢れていた。しかも新型は、正直ドイツ車と真っ向から比べても負けないダイナミクスをも提供してくれた点が良かった。

 総じて今回、1200kmをともにしたボルボV70 2.5T LEは、僕の納得の行く乗り味・走り味があった。そして何よりよかったのは、「ボルボらしさ」である。何度も記した「暖かみのある優しさ」があるからこそ、僕は今回このハードな仕事をして単に仕事とは思えず、図らずも旅の素晴らしさを教えられた気がするのである。そう考えるとますます、ボルボの持つ良さが光った今回のロングドライブと思えた。

 そして僕はこの晩、歯痛も引いて健やかに眠りにつけたのだった。

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