日本導入からわずか1年というのに、もはや説明の必要がないほどポピュラーになったフォルクスワーゲンの「TSI」。1.4リッターという小排気量ながら、ターボとスーパーチャージャーの“ツインチャージャー”を付加することで170psのハイパワーと低燃費を両立するというこの直噴ガソリンエンジン、日本導入第一弾のゴルフGT TSIでは、低回転から2.4リッター級の力強い加速を見せながら、排気量相応の低燃費を示したのがとても衝撃的だった。
その後、1.4リッターのツインチャージャーTSIにマイルドな140ps版を用意したり、直噴ガソリンエンジンにターボだけを搭載する“シングルチャージャー”をTSIと呼ぶことでエンジンバリーエーションを増やしたフォルクスワーゲンは、これまでの1.6リッターおよび2リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジンをTSIに置き換えるべく搭載モデルを拡大。その結果、2007年中には、ゴルフトゥーラン、ジェッタ、そしてフルモデルチェンジしたゴルフヴァリアントの全グレードがTSIになった。
残るはゴルフEとGLi、そしてパサート/パサートヴァリアント2.0(ゴルフプラスはクロスゴルフの投入により近く販売終了)ということになるが、2008年に入ってもTSI拡大の手を緩めないフォルクスワーゲンは、この1月にゴルフGLiとパサート/パサートヴァリアント2.0の後継モデルを投入。さっそく試乗が叶った。