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  試乗レポート   
BMW
3シリーズ 
レポート:岡崎五朗
写真:小林俊樹
取材協力:ビー・エム・ダブリュー株式会社
【320i スペック】
全長×全幅×全高=4525×1815×1425mm、ホイールベース=2760mm、車重=1430kg、駆動方式=FR、エンジン=2.0リッター直4・DOHC(150ps/6200rpm、20.4kg-m/3600rpm)、トランスミッション=6速AT、価格=399万円
BMW  3シリーズ
BMW  3シリーズ
ホワイトレンズを用いたL字型リア・コンビネーションライトは、ニュアンスを変えながらもBMWの伝統をしっかりと継承。先代モデルと見比べてみると面白い。
BMW  3シリーズ
イグニッション・キーから解放された新型は、スターターボタンひとつで眠りから目を覚ます。
ボディサイズの拡大を受け容れられるか否か
 新型3シリーズはずいぶん大きなクルマになった。ボディサイズは全長×全幅×全高4525×1815×1424o。旧型に対し、全長が55o、全幅が75o拡大した。なかでも問題になりそうなのは1800mmの大台を超えた全幅だ。7シリーズや5シリーズならともかく、最量販モデルの3シリーズがこれほどのサイズになったことを心の底から歓迎する人は少なくとも日本にはあまりいないだろう。なぜなら、トヨタがマジェスタの、日産がフーガの全幅を1795mmに設定していることからもわかるように、日本では1800mmが使い勝手を左右する二番目の壁(一番目はもちろん1700mm)になっているからだ。もちろん「立体駐車場のパレットで問題になるトレッドは15oしか拡がっていない」というBMW側の言い分も理解できる。けれど、自宅車庫に収まらなければ話しにならないわけで、事実、新型の概要が明らかになったのをきっかけに、旧型には駆け込み需要があったという。

 BMWに限らず、最近の欧州車のボディサイズはグングン大きくなってきている。メーカーは人間の平均身長の伸びをサイズ拡大の理由にしているが、もうひとつの理由は欧米のユーザーがより広い室内や、より高い安全性を望んでいることにある。つまり、大きくなければ市場から歓迎されないということだ。したがって、日本が世界で一、二を争う3シリーズ消費国になれば話しは別だが、そうでない以上は、いくら日本から「大きすぎるよ」と苦情をいっても、それが欧州メーカーを動かす確率は小さい。残念ながらいまは、大きくなったボディサイズを飲むか飲まないかの二者択一しか道はないというわけだ。

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Page1 ボディサイズの拡大を受け容れられるか否か
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