| 試乗レポート |
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レポート:萩原 秀輝
写真:菊池 貴之
取材協力:シトロエン・ジャポン
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【2.0 スペック】
全長×全幅×全高=4740×1780×1480mm、ホイールベース=2750mm、車重=1430kg、駆動方式=FF、エンジン=2.0リッター DOHC 4気筒(143ps/6000rpm、20.8kg-m/4000rpm)、トランスミッション=4AT、価格=360万5千円 |
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シトロエンらしい独創的なアピアランスに生まれ変わった
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シトロエンは、常に先進的で独創的であった。それは、メカニズムだけではなくデザインにおいても同様である。ただし、近年のことをいうとデザインに限ってはかつての独創性が控えめとなっていた。独創的であることよりも、多くの人に親しまれるデザインとすることを優先していたように思える。だが、それほど多くはないだろうが揺るぎない心情を持った世界中のシトロエンファンは、かつてのような独創的デザインが復活することを待ち望んでいたに違いない。
そして、その声がメーカーにも届いたのだろう。シトロエンは、デザインにおける新たな方向性を示し始めた。すでに、C2やC3でその取り組みが反映され、ダイナミックかつエレガントでありながら彫刻的な印象をも与えるデザインとなっている。さらに、今回はC5をマイナーチェンジ。ドアやルーフまわりは変わらなかったが、フロントマスクからボンネット、テールゲートからテールエンドまでを一新している。
とくに、ヘッドライトを変更したことでフロントマスクは精悍な印象となり、まさにダイナミックに見える。フロントグリルもシトロエンのエンブレムである“ダブルシェブロン”をモチーフにしたデザインとなり、独創性を際立たせている。ボンネットはアルミニウム製となり軽量化も達成。リアにもダブルシェブロンのエンブレムを配してシトロエンらしさを強調している。リアコンビネーションランプは、ヘッドランプと合わせてブーメラン形のデザインを採用(サルーン)する。
そうしたデザインの変更にともない、ボディサイズが拡大している。サルーンは、フロントとリアのオーバーハングを60mmずつ延長。その結果、荷物スペースの容量も15リッター拡大し471リッターを確保した。ブレークと呼ぶワゴンは、フロントのオーバーハングだけを60mm伸ばしている。リア周りは従来モデルと大差はないが、デザイン的なバランスは損なわれていない。
インテリアは大きな変更はないが、センタークラスター周りのデザインを一新。人間工学に基づき、ドライバーとパッセンジャーがともに操作しやすいデザインとなる。室内スペースに変わりはないが、そもそもC5はDセグメントで最高レベルの広さを備える。
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